Q&A
2010年05月24日 (?歳/女性)
10年以上前から眼圧が高めということで眼科に定期的に検査を受けに通っています。
先月の検査でも眼圧は正常で目に異常もないそうです。
ずっとミケラン点眼薬を処方され朝晩点眼しています。
2週間使い捨てのソフトコンタクトレンズを装用しています。
こんな状態でもレーシックは可能でしょうか?
また今も少し老眼がありますが、手術をしたらさらに老眼の度数が進んでしまうのでしょうか?
高眼圧症がある場合でも角膜の厚さと眼の全体的な状態に問題がなければ手術は可能です。
実際に治療が可能かどうかは、当院で詳細な検査をお受け頂いた上での判断となります。
(詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。)
また、治療前に一度、現在通院されている眼科にご相談されることをお勧めいたします。
尚、検査治療のご予約の際には、治療中のご病気名や使用中のお薬名をお申し出願います。
また、検査ご来院時にご記入頂く問診表に、ご病気やお薬に関してお答え頂く欄がございますので、もれなくご記入下さいますよう、お願い申し上げます。
当院では幅広い年代の方が治療を受けられており、40歳代、50歳代の方も治療を受けられております。
老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えて、ピントをうまく合わせられなくなる状態(眼の老化現象)のことを言います。
レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能ですが、老眼に関してはレーシック治療では回復できませんので、レーシック治療後は普通に眼が良い人と同じように、ある程度の年齢になると老眼が始まり、老眼鏡は必要となります。
既に老眼が始まっている方がレーシック治療をお受け頂いた場合には、同年代の、既に老眼が始まってしまっている方と同じような状態になります。
日常生活上は遠くのものを見る際には、特にコンタクトレンズや眼鏡は必要なくなるかと思われますが、手元の細かいものなどを見る際には、老眼鏡が必要となってくるデメリットがございます。
また、手元の見え方に関しての違和感の目安としては、現在お使いのコンタクトレンズや眼鏡を装用したまま、手元を見た際に感じる違和感に近いかと思われます。
※近視がある場合は老眼になっていても自覚し難いため、レーシック治療によって近視乱視を矯正した場合は老眼が残ることで、治療後には、普通に眼が良い方と同じ様に老眼を自覚しやすくなりますので、完全に近視を矯正した場合には、手元はある程度の見えづらさが出てくることが予測されます。
老眼に関しては、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられますが、どの程度の速さで進行するかに関しては個人差がかなり大きいため、予測することは困難です。
但し、レーシック治療によって、普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。
レーシック治療をお受け頂いた場合のメリット(遠くは眼鏡が必要なくなる)、デメリット(近くを見る際には老眼鏡が必要となる)をよくご検討頂いた上で、治療を受けられるかどうかをお決め頂くとよいかと思います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。