Q&A
2010年05月31日 (?歳/女性)
眼科医からドライアイの症状が激しく角質が傷ついていると診断されました。
現在、近眼眼鏡を使用していますが、遠近を見るたびに眼鏡をかけたり外したりすることで、頭痛がするので、是非手術を受けたいのですが、可能でしょうか?
眼に傷がある場合には、レーシック治療では角膜をミクロの単位で切開して治療を行うため、治療が出来ない場合もございます。
実際に治療が可能かどうかに関しましては、眼の状態をみてみないとはっきりとはわかりません。
ドライアイがある場合には、レーシック治療に支障がない場合と、先に一般的な眼科でドライアイの治療を行ってからレーシック治療を行った方が良い場合とがあります。
そのため、当院では手術前の検査にて、角膜の乾燥状態を調べる検査を行っており、ドライアイが非常に強い場合には、ドライアイの治療をお受け頂いた後にレーシック治療をお勧めする場合もございます。
ご了承下さい。
また、レーシック治療後は一時的に涙の分泌が不安定になる為、手術後はしばらく乾燥症状が強くなりますので、その間は点眼薬等によるケアが必要となってくる可能性がございます。
通常は時間の経過と共に徐々に改善してくるのですが、手術前と涙の分泌量がほぼ同等になるには約 6ヶ月から12ヶ月程かかります。
尚、手術前からドライアイの傾向がある場合には、最終的に手術前とほぼ同等の涙の分泌量に改善した場合でも、もともとのドライアイが治るというわけではないため、治療によって視力を回復した後も、やはり、乾燥に対する点眼等の治療が必要となってくるかと思われます。
近視や乱視の度数が強い場合には、特に眼鏡による見え方に違和感が出やすく、眼精疲労や頭痛肩こり等が起こる原因ともなります。眼鏡が原因で起きている眼精疲労などには、レーシック治療をお受け頂き眼鏡をする必要がなくなれば、それらの症状が改善される可能性はあります。
ただし、レーシック治療では近視乱視を治療することは可能ですが、眼精疲労などは様々な原因によって起こるため、それらの原因が取り除かれないとレーシック治療をお受け頂いた場合にもやはり出る可能性がございます。
また、レーシック治療後は手術前と比べて、眼の状態が急激に変化するため、眼精疲労や肩こり等を感じる場合もあります。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。