Q&A
2010年06月01日 (?歳/男性)
近視がひどく左右の視力の差も強く、乱視、遠視も加わっており、新聞、パソコンなど大変見にくく、しかしメガネでの調整ではこれ以上は望めないといわれ、次期の運転免許の更新は無理だろうと思っております。
角膜矯正治療は、緑内障がある場合は出来ないと言われました。
レーシックの場合も同様でしょうか?
年齢的にも60歳位までと聞きましたが、ケースによっては可能なこともあるのでしょうか?
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで治療可能です。
※強度近視は近視度数が−6.25D以上、裸眼視力で0.05未満となります。
近視乱視などにより左右の視力の差がある方にとっても、レーシック治療にてより自然な形に矯正することが可能です。
手術後の視力の目安としては、近視乱視を矯正した時に出る視力がおよその目安となります。
眼鏡やコンタクトで視力が出ない場合は、レーシックを行った場合でもそれ以上の視力回復は困難な場合もございます。
尚、レーシック治療では近視乱視の治療は可能なのですが、老化現象である老眼に関しては、残念ながら治療では回復しないため、レーシック治療をお受け頂いた場合、遠くを見る際には眼鏡は必要なくなるかと思われますが、手元を見る際には普通に眼が良い方と同じように老眼鏡が必要となってきます。
また、60歳前後では白内障が出てきていることがあり、白内障がある方に関しましては、原則としてレーシック治療は行っておりません。
ただし、白内障もなく、角膜の厚さや近視乱視度数等、その他の眼の状態に問題がない場合には、レーシック治療をお受け頂くことは可能です。
緑内障がある場合でも、症状が安定しており、現在の眼の状態に問題がなければレーシック治療をお受け頂くことは可能です。
また、レーシック治療をお受け頂いた後でも、緑内障の点眼治療、及び、必要な場合には手術をお受け頂くことが可能です。
ただし、現在の眼の状態に関しましては、文面のみでは詳細がわかりかねます。
また、レーシック治療では角膜を削って近視乱視を矯正する為、手術後は角膜が若干薄くなる分、見かけ上の眼圧が少し低めに測定結果が出る等ございますので、一度、現在の緑内障の症状を診て頂いている主治医の先生にレーシック治療に関してご相談頂くことをお勧め致します。
主治医の先生がレーシック治療をお受け頂いても良いとのことでしたら、当院にてレーシック治療を検討させて頂きますので、現在の眼の状態、治療内容などに関しまして主治医の先生に記して頂いた紹介状を持参の上、当院検査へお越し下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。