Q&A
2010年06月11日 (42歳/女性)
12才の時に視神経炎にかかり、視力がかなり落ちました。
元々、視力も落ちてきた頃で、0.8くらいでしたが、右が0.04、左が0.4くらいになりました。
その場合でもレーシックを受けると視力が回復するのでしょうか?
よろしくお願い致します。
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで治療可能です。
※強度近視とは、近視度数が−6.25D以上のことを指し、裸眼視力で表しますと0.05未満となります。
当院で行っているレーシック治療では近視乱視遠視を矯正することは可能ですが、視神経等の障害により、近視乱視以外が原因で視力が低下している場合には、残念ながらレーシック治療をお受け頂いた場合でも、視力の回復は困難です。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
眼鏡やコンタクトで視力が出ない場合は、レーシックを行った場合でもそれ以上の視力回復は困難かと思われます。
視神経炎の既往がある場合でも、現在の眼の状態に問題がなければ、レーシック治療をお受け頂くことは可能です。
ただし、実際に治療が可能か、どの位の視力回復見込みがあるかは、角膜の厚さと近視乱視度数等によっても異なってきますから、検査をして現在の眼の状態を詳細に調べてみないとわかりかねます。
詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。