Q&A
2010年06月17日 (21歳/男性)
インターネットの広告などでレーシックを知りました。
手術(アマリスZ)を受けようか検討中です。
幾つかお聞きしたいことがあって
1)手術を受けたあと、かなり激しい運動に影響が無いか?
2)ドライアイになる?老眼鏡が若いうちから必要になる可能性がある?
3)視力が回復した後、目のケアをしてても視力が下がるか?
4)手術するときに信頼の出来る先生が施術してくれるか?
等です。
回答よろしくお願いします。
1)術後のスポーツにつきましては術後の経過に個人差がありますので、基本的に術後の定期検査の診断の結果により許可をお出ししております。
一般的な目安として、汗が眼に入るような、ジョギング等の軽い運動は 1週間後から、直接眼に衝撃が及ぶ可能性があるような激しい運動は 1ヶ月後から可能となっております。
<1週間後>
ゴルフ・ジョギング・エアロビクス・ヨガ・ジムストレッチ・温泉・サウナ
<1ヶ月後>
野球・サッカー・テニス・スキー(スノーボード)・水泳(海水浴)・スキューバダイビング・サーフィン・ホットヨガ・剣道
尚、レーシック治療では角膜の表面をフラップといって薄く切開しますが、切開された部位は治療後完全に接着するというわけではないため、眼の怪我をする危険性が高いスポーツや格闘技等をされる場合には、切開した痕が残らないエピレーシック治療、ラゼック治療をお勧めしております。
詳細につきましては、カウンセリング検査時に担当ドクターにご相談下さい。
2)レーシック治療後は一時的に涙の分泌が不安定になる為、手術後はしばらく乾燥症状が強くなりますので、その間は点眼薬等によるケアが必要となってくる可能性がございます。
通常は時間の経過と共に徐々に改善してくるのですが、手術前と涙の分泌量がほぼ同等になるには約 6ヶ月から12ヶ月程かかります。
尚、手術前からドライアイの傾向がある場合には、最終的に手術前とほぼ同等の涙の分泌量に改善した場合でも、もともとのドライアイが治るというわけではないため、治療によって視力を回復した後も、やはり、乾燥に対する点眼等の治療が必要となってくるかと思われます。
レーシック治療では近視乱視を矯正することが出来ても、老化現象である老眼症状の治療とはなりませんため、一般的に老眼の症状が出てくる40代前後になると、普通に眼が良い方と同じように、手元が見えづらくなってきますので、手元を見る際には老眼鏡が必要となってきます。
但し、レーシック治療によってより老眼が進みやすくなったりするというわけではなく、もし今回レーシック治療で近視乱視を矯正しない場合でも老眼は出てきますので、その場合には遠近両用眼鏡を使用して頂くか、もしくはコンタクトレンズを装用されている場合には、手元を見る際にコンタクトレンズの上から更に老眼鏡を使用して頂くことになります。
尚、手元を見る作業等があるような場合でも、現時点では老眼が出る年齢ではないため、手術をお受け頂いても近場の作業は可能かと思われます。
3)ほとんどの方は治療後は良好な視力を維持されておりますが、近視の進行は遺伝や環境など様々な要因に関係しており、レーシック治療そのものは現時点での近視乱視を治療することは可能ですが、その後の近視を予防することは、残念ながら出来ません。
そのため、レーシック治療後に良好な視力に回復された場合でも、術後少し戻る可能性もございます。
(一般的には近視の強い方の場合の方が、近視の弱い方よりも戻りやすい傾向はあります)
また、当院で治療を受けられた患者様の99.5%が1回の治療で 1.0以上の良好な視力に回復されておりますが、レーザーの効果には個人差があるため、もともとの近視乱視度数が強い方の場合は、1回目の治療でも近視乱視が残り、視力の回復が不十分になる場合もございます。
このような場合には、眼鏡やコンタクトレンズの装用も可能であり、角膜の厚さなど眼の状態に問題がなければ、追加矯正治療により更に視力を向上することは可能です。 (手術後の近視の戻りや、1回目の手術でも近視や乱視などが残り再手術を要した割合は1%未満となっております)
4)レーシック治療に関しては、特に眼科専門医でなくても行っているクリニックもございますが、当院では日本眼科学会が定めるガイドラインに従い、執刀を担当しているドクターは、全員が眼科専門医登録番号をもった眼科専門医です。
但し、実際に誰が手術を担当するかは、その時の状況によって決まります。
ドクターの指名に関しましては、現在のところ承っておりません。
当院には世界トップクラスの症例経験を持つドクターが多数在籍しておりますが、手術を担当するドクターは当院独自の教育カリキュラムにて訓練を積んだドクターであり、そのほとんどが 1万症例以上の豊富な経験を有しております。
尚、アマリス500Zレーシックは、Ziemer社が認定した役職ドクターが担当致します。
また、万が一トラブルがあった場合も役職ドクターが診察にあたりますので、施術だけでなく術後のケアの部分においても安心して受けて頂けます。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。