Q&A
2010年06月26日 (28歳/女性)
山形在住なのですが、よく東京にいくので東京でのレーシック手術を考えています。
花粉症、以前結膜炎にかかったことがあるという程度の既往症ですが、自分に合うレーシックが分かりません。
仕事では毎日3時間くらいのパソコン使用時間です。
また、費用はできればお安いものを、と考えています。
前日の検査の際に決定することは可能なのでしょうか。
以上、お手数ですが、よろしくお願いいたします。
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで治療可能です。
※強度近視とは、近視度数が−6.25D以上のことを指し、裸眼視力で表しますと0.05未満となります。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
眼鏡やコンタクトで視力が出ない場合は、レーシックを行った場合でもそれ以上の視力回復は困難な場合もございます。
また、レーシック治療では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、どれだけ角膜を削るかは、近視乱視度数によって決まってきますので、残念ながら近視乱視度数が強く、尚且つ角膜の厚さも少ない方は、レーシック治療の適応とはならない場合もございます。
花粉症がある場合でもほとんどの場合、手術には影響ありません。
また時期的には花粉の時期を避ける必要はございません。
花粉症の治療に使用する点眼薬内服薬注射は、レーシック治療には支障ありませんのでご安心下さい。
また、レーシック治療後の花粉症治療に関しては、内服薬や注射は特に制限はございませんが、点眼薬はレーシック治療 1週間後から可能となります。
通常、眼が良い方と同じように病院を受診された上で、主治医の先生の指示に従い、点眼薬や内服薬等の治療をされると良いかと思います。
尚、当院で手術後に処方する点眼薬には、花粉症の眼症状を抑えるものも含まれており、手術後に眼が痒くなりにくくなっております。
ご相談の結膜炎に関しましては、アレルギー性結膜炎か、流行性結膜炎(はやり目)であるかどうかは、文面のみでははっきりとはわかりませんが、流行性結膜炎(はやり目)の場合は、原因がウィルスによるものであり、眼の状態が落ち着いてからも暫くは角膜の状態が安定しない場合があるため、レーシック治療の検査は流行性結膜炎(はやり目)の完治から1ヶ月は空けて頂くことをお勧め致します。
また、アレルギー性結膜炎がある場合は、ほとんどの場合はレーシックの検査及び手術には支障ありませんが、症状が重い場合には先にアレルギー症状の治療を行ってからレーシック治療をお受け頂いた方が良い場合もございます。
【以前結膜炎にかかったことがある】とのことではございますが、結膜炎の種類によっては、完治からレーシック治療の検査までに一定の期間が必要となるものもございます。
一概に結膜炎と言いましても、流行性結膜炎(はやり目)やアレルギー性結膜炎、細菌性結膜炎等、様々な結膜炎がございますので、結膜炎にかかられたのが最近である場合で、もしレーシック治療をご希望の場合は、お手数をおかけ致しますが、主治医の先生に再度《詳細な傷病名》をご確認頂くことをお勧め致します。
当院には様々な治療法があり、また、使用する機器の組み合わせによっても治療法が異なります。
それぞれの治療法は異なる特徴をもっておりますので、患者様の現在の眼の状態や生活状況から、その方に合った治療法をお選び頂くことが可能です。
尚、実際に手術が可能かどうか、どの位の視力回復見込みがあるか、どの治療法が適切であるかは、現在の眼の状態を詳細に検査しないとわかりかねます。
当院では、検査の結果や生活状況から、その方に合った治療法をご提案しておりますので、よろしければ一度、無料カウンセリング検査にお越し下さい。
(詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。)
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。