Q&A
2010年06月27日 (37歳/男性)
はじめまして。当方神奈川県横浜市在住です。
両眼とも裸眼視力0.3程度で若干乱視があり、長く2週間使い捨てコンタクトレンズ(乱視用ではありません)を使用しておりますが、レーシック手術を検討しています。
以下のとおりご質問させていただきます。
1)幼少の頃から色弱です。
レーシック手術により色弱が治ることは求めていませんが、手術には問題および影響はないのでしょうか?
ちなみに色弱の程度は、緑系色に関して強度との診断ですが、通常生活で色彩判断にはまったく問題ありませんし、健康の人と比較しても何ら変わらない色彩判別ができます。
2)視力の回復だけでなく、乱視の治療にもなるのでしょうか?
以上、お手数ですがご回答のほどよろしくお願いします。
1)色弱がお有りの場合でも、レーシック治療をお受け頂くことは可能です。
尚、レーシック治療によって色弱自体が治るわけではございませんが、手術前後で色覚に変化を感じる事は殆どございません。
手術後は、最初の内は光が散乱したり、ぼやけて感じたりするハログレア症状が出ます。
これらの症状は時間の経過と共に改善していきますが、まれに、生活に支障がないレベルで症状がわずかに残ることがあります。
(ハログレアの出方に関しては、元の治療前の近視乱視度数が強ければ強いほど強く出、また改善にも時間がかかる傾向にございます)
2)レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで治療可能です。
※強度近視とは、近視度数が−6.25D以上のことを指し、裸眼視力で表しますと0.05未満となります。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
眼鏡やコンタクトで視力が出ない場合は、レーシックを行った場合でもそれ以上の視力回復は困難な場合もございます。
また、レーシック治療では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、どれだけ角膜を削るかは、近視乱視度数によって決まってきますので、残念ながら近視乱視度数が強く、尚且つ角膜の厚さも少ない方は、レーシック治療の適応とはならない場合もございます。
但し、実際に治療が可能かどうか、また、どの位の視力回復見込みがあるかは、角膜の厚さと近視乱視度数等によっても異なってきますから、検査をして現在の眼の状態を詳細に調べてみないとわかりかねます。
カウンセリング検査は無料ですので、宜しければ一度検査にお越し下さい。
(詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。)
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。