Q&A
2010年07月01日 (30歳/女性)
2年前、貴院でレーシックを受けようと術前検査を行ったところ、網膜剥離が発見されました。
レーザーではなくシリコンを患部に縫い付ける手術を行いました。
(おそらく強膜バックリング手術かと)
術後の経過は良好で、1年前より通院もしなくて良くなりましたが、この状況でレーシックは可能でしょうか?
そういう症例は過去にもありますか?
網膜剥離の主治医は、「レーシックのことは良くわからないけど、目に負担が掛かることは、やめといたほうがいいんじゃない?」といっていますが、私は可能であれば(網膜剥離へのリスクがなければ)受けたいと思っています。
返答よろしくお願いします。
網膜剥離の手術を受けられている方でも、現在の眼の状態が安定していればイントラレーシック治療は可能です。
但し、レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能ですが、眼の神経や網膜など何らかの眼の異常があり、視力が出ない場合、レーシック治療をお受け頂いても残念ながら視力の回復はあまり望めません。
入院の上で網膜の手術を受けられた場合は最低手術後 6ヶ月間、またレーザーの手術を受けられた場合は最低手術後 1ヶ月間は空けて頂き、眼の状態が安定していることを確認した上で、レーシックを行う必要があります。
尚、現在の眼の状態につきましては、文面のみでははっきりとはわかりかねます。
宜しければ再度、現在の眼の状態を診て頂いている眼科の主治医の先生に、レーシック治療に関して、ご相談頂けたらと思います。
※レーシック治療では角膜を削ることによって屈折の度合いを変え、近視乱視を矯正します。
但し、もともとの網膜の状態が改善されるわけではないため、もともと網膜が弱い方に関しては、レーシック治療後も定期的に眼の検査をお受け頂くことをお勧めしております。
その為、基本的にはやはり、現在眼の状態を診て頂いている主治医の先生の許可を得た上で、レーシック治療をお受け頂くことをお勧め致します。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。