Q&A
2010年07月23日 (20歳/男性)
20歳の頃から長年ソフトコンタクトをしています。
この歳になってもまだ、近視が進んで、今はチバビジョンのNight & Day(日本ではO2オプティクスとして販売されているようです)をネット通販で購入しており、両目とも最強の-10.0を使ってますが、両目でも1.0にはほど遠い見え方です。
仮に手術をしても両目で0.5位しか視力が出なかったという結果になっても大満足なのですが、もう、30年間、コンタクトのみを使ってきているので、角膜の細胞の関係で手術自体が無理なのかもしれないと思っています。
ご回答、よろしくお願いします。
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能です。
当院では視力が0.01の方も手術を受けられており、治療を受けられた患者様の99.5%が 1.0以上の視力に回復され、良好な視力を保たれております。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
眼鏡やコンタクトで視力が出ない場合は、レーシックを行った場合でもそれ以上の視力回復は困難な場合もございます。
また、レーシック治療では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、どれだけ角膜を削るかは、近視乱視度数によって決まってきますので、残念ながら近視乱視度数が強く、尚且つ角膜の厚さも少ない方は、レーシック治療の適応とはならない場合もございます。
角膜内皮細胞は年齢と共に徐々に減少していくのですが、あまり極端に少なくなってしまうと、角膜への酸素や栄養などの補給が不十分となり、角膜が白く濁ってしまうこともございます。
また、角膜内皮細胞の減少は、コンタクトレンズを長時間装用していることによる酸素不足によって、より起こりやすいといわれております。
レーシック治療によって角膜内皮細胞数が変化することはなく、コンタクトレンズの長期使用によって内皮細胞が若干減少している場合でも、ほとんどの場合は治療に支障はありませんが、内皮細胞数が少ないことによるレーシック治療への影響は、はっきりわかってない部分もあるため、内皮細胞数が極端に少ないような方に対しては当院では治療をお受け頂くことをお勧めしておりません。
(当院では、角膜内皮細胞数が1500未満の方に関してはレーシック治療は積極的にはお勧め致しません)
実際に治療が可能かどうか、また、どの位の視力回復見込みがあるかは、角膜の厚さと近視乱視度数等によっても異なってきますから、検査をして現在の眼の状態を詳細に調べてみないとわかりかねます。
カウンセリング検査は無料ですので、宜しければ一度検査にお越し下さい。
(詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。)
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。