Q&A
2010年07月26日 (31歳/女性)
将来、白内障になった際には角膜曲率、眼軸長等詳細なデータが必要になると聞きました。
先日そちらで適応検査を受けましたが、その適応検査で取得した項目を全て教えてください。
宜しくお願いします。
当院では適応検査にて、屈折度数角膜細胞数角膜細胞数角膜の厚さ角膜曲率半径眼圧検査視力検査角膜形状解析波面収差検査眼底検査点眼薬で瞳孔を開いた状態の暗所での見え方暗所瞳孔径等を測定し、現在の眼の状態、生活状況から、その方に合った治療法をご提案しております。
※眼軸長は特に検査ではお調べしておりません。
将来的に白内障や緑内障などの眼の病気になった場合でも、病気の治療手術は可能です。
レーシック手術により、白内障等のリスクが大きくなるということはございませんので、ご安心下さい。
白内障の手術治療では、眼球内の濁った水晶体を人工の水晶体に入れ替えることによって治療を行いますが、その際には挿入する人工のレンズの度数を変えることによって、手術後の眼の度数を調整することが可能です。
ただし、現在のところ、レーシック治療をお受け頂いた方が、白内障手術も行い人工水晶体(度数が入っています)を挿入された場合、レーシックであわせた屈折の度数が若干ズレやすいことが知られております。
尚、万が一、度数ズレを生じた際は、度数や角膜厚によりますが、再度レーシック治療にてズレた屈折度数を補正することは可能です。
また、現在、レーシック治療をお受け頂いた方に対しての白内障手術は、国内外でも数多く行われるようになっており、臨床データも蓄積され、治療精度は年々進歩しております。
近い将来白内障の治療が必要となった場合には、レーシック治療前後のデータがあると、より白内障の治療の参考になるかと思われますので、当院ではレーシック治療前後のデータを提供することも可能です。
(通常、近い将来白内障の治療が必要となってくるような眼の状態の方には、レーシック治療は当院ではお勧めしておりません。)
※カルテのコピー代として1枚につき 100円、手数料として 500円がかかります。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。