Q&A
2010年08月24日 (16歳/女性)
レーシックは何歳から受けられるのでしょうか?
この手術の失敗はありますか?
プラチナレーシックは8万円と低価格ですが、他のとどう違うのですか?
レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能ですが、近視の進行の予防にはならないため、成長期の途中にある方が治療をお受け頂いた場合、一旦視力を回復しても、その後近視の進行によって視力が低下してしまう恐れがあります。
そのため、当院では、ある程度成長に伴う近視の進行の可能性が低くなってくる18歳以上の方を対象に治療を行っておりますので、治療をご希望の場合には18歳以降に再度当院までご相談頂ければと思います。
また、検査のご予約も18歳に達せられましたら、お取り頂きますよう、お願い申し上げます。
尚、レーシック治療は18歳からお受け頂けますが、未成年の方が手術を受けられる場合、保護者の方の同意書が必要となります。
エキシマレーザーで近視治療が行われるようになってから約20年が経ちますが、長期的には特に問題がなく、理論的にも問題ないと考えられる為、毎年世界で多数の方がレーシック治療を受けられております。
日本国内で眼科専門医が行ったレーシックが原因で失明したという報告は現在までに1例もありません。
また、当院で行っておりますスタンダードZレーシックやアマリス500Zレーシック、あるいは品川トリプルRプレミアムイントラレーシックを主としたレーシック治療で失明された方は1例もございませんのでご安心下さい。
治療に関して最も可能性があるリスクとしては、1度の治療で必ずしも近視乱視が完全に治療できるとは限らないことがあげられます。
当院で治療を受けられた患者様の99.5%が1回の治療で 1.0以上の良好な視力に回復されておりますが、レーザーの効果には個人差があるため、もともとの近視乱視度数が強い方の場合は、1回目の治療でも近視乱視が残り、追加矯正治療が必要となる場合がございます。
その他のリスクとしては、手術後は一時的に涙の分泌が不安定になる為、眼が乾きやすくなる(ドライアイ)症状が出やすくなります。
通常は時間の経過と共に徐々に改善してくるのですが、手術前と涙の分泌量がほぼ同等になるには約6ヶ月から12ヶ月程かかり、その間は眼の乾燥症状として異物感や違和感が起こりやすくなっておりますので、点眼薬等によるケアが必要となってくる可能性がございます。
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で行っているイントラレーシックやZレーシックでは、フェムトセカンドレーザーにて角膜の表面にフラップと呼ばれるフタを作り、フラップをめくって露出した部分にエキシマレーザーを照射し、角膜を削ることで光の屈折率を調節して近視乱視を矯正します。
尚、プラチナレーシックは従来からある治療法で、マイクロケラトームという眼球専用の金属の刃物でフラップ(フタ)を作成します。
そのため、角膜の形状に問題がある方にはフラップが綺麗に作成できないトラブルリスクが出てくる可能性が高くなりますから、角膜の形状によってはプラチナレーシックをお受け頂くことが出来ない場合もございます。
また、マイクロケラトームでは薄く正確なフラップを作成することが困難であるため、近視乱視度数が強く角膜の削る量が多い場合や、角膜厚不足の方はプラチナレーシックをお受け頂くことが出来ない場合もございます。
一方、イントラレーシックやZレーシックは、レーザーを使用し、コンピューター制御により安全正確にフラップを作成することが可能であり、従来のマイクロケラトームを用いたレーシック治療より、より精度も高くなっております。
そのため、近視乱視度数が強い方や遠視治療の方、角膜が薄くて従来のレーシック治療では視力の回復が困難であった方でも、イントラレーシックやZレーシックにて視力回復が可能になってきております。
ただし、実際に手術が可能かどうか、どの位の視力回復見込みがあるか、どの治療法が適切であるかは、現在の眼の状態を詳細に検査しないとわかりかねます。
詳細な検査の結果によっては、治療をお受け頂くことが出来ない場合もございますことを、ご了承下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。