Q&A
2010年09月05日 (23歳/男性)
自分の入社予定の会社は色の識別ができなければ仕事に差し支えがあるということで入社できないという事になっているのですが、レーシックをすることにより、色の識別ができなくなってしまうこと(色弱になってしまうということ)はありますか?
レーシック治療によって、色弱になることはございません。
レーシック治療が始まった当初は、単純に近視乱視を矯正するレベルであった為、より精度の高い矯正ができずに、手術後にコントラストの感度の低下や色覚に変化を起こすことがございましたが、現在はウェーブフロントアナライザー等といった検査機器の進歩やイントラレースFS60レーザーの導入など、治療技術の発展により、現在の治療レベルでは自覚的にコントラストの感度や色覚に変化を手術前後で感じる事は殆どございません。
尚、近視度数が強い方の場合は、手術後にコントラスト感度が低下する可能性はございます。
レーシック治療では角膜を削ることによって近視乱視を矯正しますが、技術的には近視乱視を全く無い状態にすることは困難であり、特に元々の近視乱視が強い方は、少し乱視が残ってしまう場合がございます。
そのような場合は特に暗所での見え方が若干劣ることがございます。
また、レーシック治療後には光が散乱したり、滲んだりして見える、ハログレアという症状が最初は必ず出ます。
手術後、ハログレア症状は時間の経過と共に徐々に改善していき、多くの場合は、手術3ヶ月〜6ヶ月後にはほとんど気にならないレベルに落ち着いていきます。
ただし、瞳孔の大きい方や近視の強い方では、まれに残る方がいます。
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