Q&A
2010年09月23日 (?歳/女性)
0.03の近視+乱視でレーシックを検討しています。
現在、近くのごく細かい文字が少し見えにくくなってきました。
(新聞、本の文字程度なら全く問題ありません。)
レーシックカムラの説明を見ると、一度レーシックを受けていると手術不可とあるので、今は気になるほどの老眼の症状が出ていなくても、将来のことを考え、年齢的にレーシックカムラを検討すべきなのでしょうか?
この方法はいつごろから行っている方法ですか?
老眼治療レーシックカムラは、治療をお受け頂くことによって、手元の近い距離が見えやすくはなるのですが、遠くの見え方が少し下がってしまうこともございますので、両眼の手術は行わず、片眼のみの手術にしております。
ただし、今までの老眼治療(CK治療やモノビジョン LASIK)には遠くの見え方がかなり下がってしまうという欠点がありましたが、カムラインレーによる老眼治療レーシックカムラは、遠くの見え方を極端に下げることなく、近くの見え方を改善します。
また、CK治療やモノビジョン LASIKでは、左右の見え方を変える為、体質的に合わない方もいらっしゃいましたが、カムラインレーによる老眼治療レーシックカムラはそういった方でも適応になる可能性が高いのも特徴です。
(暗い所での読書や極端に小さい文字を読む際は、老眼鏡が必要となる場合がございます。)
ただし、老眼の進行自体は一種の老化現象であるため、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられます。
残念ながらカムラインレーは、加齢による老眼進行を調整することまではできません。そのため、老眼治療レーシックカムラをお受け頂いた場合でも、年齢を重ねることで老眼が今より強くなっていくこと(ピントを合わせるための調節力が下がる)が予想されますので、それに伴い見え方も変わっていくことが予想されます。
当院では、予めその旨をご理解頂いた上で、手術をお受けになるかどうかを、ご自身でお決め頂いております。
カムラインレー(KAMRA Inlay )を用いた老眼治療は、約7年前から世界中で臨床実験を行っております。
当院では2009年 6月よりカムラインレー(KAMRA Inlay )を導入しておりますが、治療を受けられた患者様は手術1〜3ヶ月後には新聞を見る際に老眼鏡を使用する必要がなくなるまでに回復しております。
ただし、カムラインレー(KAMRA Inlay )の歴史は約7年とまだ浅く、後遺症や合併症に関しましては、今後も注意して経過をみていく必要があると思われます。
尚、カムラインレー(KAMRA Inlay )は術後、取り出すことも可能です。
将来的に白内障や緑内障などの眼の病気になった場合でも、病気の治療手術をお受け頂くことが出来なくなるといったことはございませんので、ご安心下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。