Q&A
2010年10月18日 (?歳/女性)
アマリス500Zレーシックを予約しています。
かかりつけの眼科でコンタクトを購入した際、レーシックの手術を受けることを伝えたところ、年齢的に老眼が進むため、一般の人にはそれほど利点はないなど言われもう一度確認するよう言われました。
4点ほどお聞きします。
1)老眼が進むことは言われましたが、眼鏡のほかにコンタクトも必要になるのですか。
2)検査でレーシック+老眼治療は勧められませんでしたが、それはなぜですか。
その時は今は近視で老眼が隠れ症状がないため必要がないとのことでした。
そうすると、老眼が始まってからレーシック+老眼治療を受けたほうがよいのですか。
3)眼鏡やコンタクトのわずらわしさから開放されたいと思い周囲の手術体験者(30代で受けた方)の勧めもあり手術を受けたいと思いました。
術後保障期間内の手術は必要な場合、何が受けられるのですか。
4)手術後市販のアイボンなどの洗眼液や市販の目薬は使って大丈夫なのですか。
1)老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えて、ピントをうまく合わせられなくなる状態(眼の老化現象)のことを言います。
レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能ですが、老眼に関してはレーシック治療では回復できませんので、レーシック治療後は普通に眼が良い人と同じように、ある程度の年齢になると老眼が始まり、老眼鏡は必要となります。
既に老眼が始まっている方がレーシック治療をお受け頂いた場合には、同年代の、既に老眼が始まってしまっている方と同じような状態になります。
日常生活上は遠くのものを見る際には、特にコンタクトレンズや眼鏡は必要なくなるかと思われますが、手元の細かいものなどを見る際には、老眼鏡が必要となってくるデメリットがございます。
(老眼では、コンタクトは必要ないかと思われます)
※近視がある場合は老眼になっていても自覚し難いため、レーシック治療によって近視乱視を矯正した場合は老眼が残ることで、治療後には、普通に眼が良い方と同じ様に老眼を自覚しやすくなりますので、完全に近視を矯正した場合には、手元はある程度の見えづらさが出てくることが予測されます。
老眼に関しては、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられますが、どの程度の速さで進行するかに関しては個人差がかなり大きいため、予測することは困難です。
但し、レーシック治療によって、普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。
尚、レーシック治療そのものでは近視乱視を矯正することは可能なのですが、近視の進行の予防になるというわけではないため、治療後にも近視の進行によって視力が低下したりする場合もございます。
その場合には眼鏡やコンタクトレンズの装用も可能であり、また角膜の厚さや形状などに問題がなければ、再び治療をお受け頂き、視力を回復することも可能です。
2)老眼治療カムラレーシックでは、カムラ挿入眼が非挿入眼と比べ少し暗く感じられ、老眼の症状のない方では、カムラの効果である近方を見やすくなる感覚がなく、かえって見えづらく感じられるため、老眼の症状が現れてからの手術をお勧めしております。
しかし、この手術は、現時点ではレーシック治療後の方は行うことが出来ませんので、老眼治療レーシックカムラに際し理解して頂ければ、40歳以上の方で将来の老眼のために老眼治療カムラレーシックの手術を行うことは可能です。
もし、老眼治療レーシックカムラをご希望のようでしたら、再度相談することも出来ますので、お電話にてご予約の上ご来院頂けたらと思います。
3)当院では患者様に安心して施術を受けて頂けるよう、長期保障制度を設けております。
術後、保障期間内であれば、再度検査及び診察を受診頂き、当院ドクターにより追加矯正が可能と診断された方には、無料で1回再施術を行っております。
また、術後、保障期間内は当院での検査診察は、全て無料となっております。
※術後1年以降は、お薬代がかかる場合もございます。
※術式によって保障期間は異なります。
※下記の場合は保障の対象となりません。予めご了承下さい。
・他院で視力矯正手術を受けられた方。
・老化および、事故怪我による視力低下の方。
・糖尿病や膠原病など全身に重篤な病気をお持ちの方。
・白内障の病気をお持ちの方(※遠近両用白内障手術は除く)。
・緑内障の病気をお持ちの方。
・妊娠されている方。
・残りの角膜の厚さなどにより再施術が不適応となった方。
・過去に再施術を無料で受けている方。
・当院医師の診断により再施術が困難と判断された方。
・その他、当院眼科専門医の医学的知見をもっても予見できない事象が発生した場合。
4)市販の点眼薬は手術1週間後から使用可能です。
乾き眼用の点眼薬の場合は、基本的には防腐剤が入っているものでも使用可能ですが、防腐剤が入っていない、眼に優しい乾き眼用の点眼薬の使い捨てタイプのものがいくつかのメーカーから出ておりますので、ご使用頂くと良いかと思います。
また、市販の疲れ眼用の点眼薬に関しましても、手術1週間後から使用可能ですが、使用される場合には、用法を守ってお使い下さい。
尚、爽快感を得るための成分が入っているような点眼薬は、手術後しばらくは沁みる感じが強く出る可能性がございますが、用法をお守り頂ければご使用頂くことは可能です。
但し、洗眼剤に関しては、手術後1ヶ月間はご使用をお控え頂くことをお勧めしております。
また、使用し過ぎると、かえって眼が荒れてしまうこともありますので、使い過ぎにはお気をつけ下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。