品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2010年10月21日 (33歳/男性)

Q.相談 HPで「イントラ角膜リングの施術が、日本で初めて当院で行われました。今までレーシック等の治療が不可能だった円錐角膜の患者様に対しても、施術が可能になりました。」 とございますが、円錐角膜でもレーシックができるようになったのでしょうか?

 

A.回答 レーシック治療では角膜を削って近視乱視を矯正するのですが、円錐角膜等の角膜の形状に異常がある場合には、レーシック治療で角膜を削った後でも角膜が変形して再び近視乱視が出てきてしまう可能性が高いため、残念ながらレーシック治療はお勧めできません。
しかし、イントラ角膜リングが開始されたことで、レーシック等での屈折矯正治療が不可能な円錐角膜の患者様でも、現在ではイントラ角膜リングにより、屈折矯正の施術が可能となりました。

円錐角膜がある場合には、その症状が片眼のみであっても、現在症状が出ていない方の眼にも今後症状が出る可能性がありますため、残念ながらレーシック治療をお受け頂くことはお勧めできません。
尚、円錐角膜がある方への治療方法としては、当院では『イントラ角膜リング』を行っております。
角膜リング施術は、角膜に特殊プラスチック製のリング状の補強材をイントラレースFS60レーザーで角膜内に作成したトンネル内に挿入することで、角膜の形状を改善させ、それによって視力を向上させる治療方法です。
また、角膜リングには、円錐角膜の進行を抑える遅らせる効果があると言われており、特にまだ年齢的にも若く今後も進行する可能性がある方に対しては、お勧めできる治療法だと思われます。

但し、もともとの角膜の状態にはかなり個人差があり、リングを挿入した後の角膜の反応にもばらつきが大きいため、イントラレーシックほどの矯正精度はありませんので、施術後も幾分か近視乱視が残るため、視力矯正の補足としてメガネやコンタクトレンズの使用が必要になることと思われます。
このため、もしコンタクトレンズである程度視力が出て生活上問題が無いようでしたら、あまり角膜リングはお勧めではございません。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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