Q&A
2010年11月01日 (33歳/男性)
保障についての詳しい内容を教えていただきたい。
例えば、術後2、3年後に術前程度に視力が低下した場合、保障として無償の再施行等の措置があるのか。
または、複数年経過後、どの程度の視力低下が保障となるのか。
30代半ばの年齢なので、レーシック術後の老眼への影響について。
レーシックをしたことによって、老眼への進行が遅くなるのか又は早くなるのか。
以上の点について、教えていただければと思います。
よろしくお願いします。
治療をお受け頂いた多くの方は、治療後も良好な視力を維持されておりますが、レーシック治療そのものは近視乱視の進行を予防するわけではないので、レーシック治療後に良好な視力に回復された場合でも、中には近視乱視の進行などによって、視力が低下してくる可能性もございます。
視力に関しては、体調や測定する条件などによって異なってきますが、再手術をお受け頂く判断の基準としては、遠方の視力が 1.0未満で、日常生活上のご自身の見えづらさが大きい場合には再手術をご検討頂いても良いかと思います。
当院では患者様に安心して施術を受けて頂けるよう、長期保障制度を設けております。
術後、保障期間内であれば、再度検査及び診察を受診頂き、当院ドクターにより追加矯正が可能と診断された方には、無料で1回再施術を行っております。
また、術後、保障期間内は当院での検査診察は、全て無料となっております。
※術後1年以降は、お薬代がかかる場合もございます。
※術式によって保障期間は異なります。
※下記の場合は保障の対象となりません。
予めご了承下さい。
・他院で視力矯正手術を受けられた方。
・老化および、事故怪我による視力低下の方。
・糖尿病や膠原病など全身に重篤な病気をお持ちの方。
・白内障の病気をお持ちの方(※遠近両用白内障手術は除く)。
・緑内障の病気をお持ちの方。
・妊娠されている方。
・残りの角膜の厚さなどにより再施術が不適応となった方。
・過去に再施術を無料で受けている方。
・当院医師の診断により再施術が困難と判断された方。
・その他、当院眼科専門医の医学的知見をもっても予見できない事象が発生した場合。
通常、治療を行う際には、近視乱視がほぼ無くなる状態(正視といいます)になるように、治療を行います。
正視というのは、普通に眼が良い方と同じ状態ですが、レーシック治療そのものは老化現象を防ぐものではないため、レーシック治療をお受け頂いても、40代中頃になると、普通に眼が良い方と同じように、手元が見えづらくなってくる老眼の症状が出てきます。
(老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えてピントをうまく合わせられなくなる状態のことを言います。)
老眼に関しては年齢的に徐々に症状が強くなり、レーシック治療では回復できませんので、手術をお受け頂いても老眼鏡は必要となります。
治療により眼が良くなった場合には、もともと眼が良い方と同等の条件になるとお考え下さい。
普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。
レーシック治療後は日常の生活では眼鏡やコンタクトレンズが必要なくなります。
但し、老眼が始まった時には近くで物を見る際に老眼鏡が必要になります。
一方、近視の治療をしていない場合には、従来通り、普段から眼鏡の装用が必要であり、尚且つ、老眼が始まった時には近くで物を見る際には眼鏡をはずさないと近くが見えない症状がおこります。
更に老眼が年齢とともに進行すると、近くは老眼鏡が必要になり、遠近両用眼鏡、もしくは遠く用と近く用の2つの眼鏡が必要となります。
レーシック治療をお受け頂いた場合のメリット、デメリットをよくご検討頂いた上で、治療を受けられるかどうかをお決め頂くと良いかと思います。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。