Q&A
2010年11月27日 (39歳/女性)
父が老眼+近眼でレーシックを検討しています。
ただ、年齢が67歳です。
この間、眼科で白内障はまだなっていないと言われてますが、レーシックの年齢制限が65歳までと書かれてますが、手術は可能でしょうか?
当院で行っておりますレーシック治療では、ほとんどの近視乱視遠視の治療が可能ですが、老眼に関しては残念ながらレーシック治療では回復致しません。
また、60歳前後では白内障等が出てきていることがある為、レーシック治療の効果が十分に出ない可能性があり、65歳までをレーシックの適応年齢とさせて頂いております。
現時点で白内障等が出てきていない場合でも、手術後の視力の回復の早さは、若年の方と比べると年齢とともに徐々に遅くなる傾向にはありますので、手術後視力が安定するのに時間がかかることも考慮しまして、レーシックをお勧めすることは出来ません。
ご了承下さい。
また、レーシックカムラは老眼の症状がある40〜65歳の方で、白内障や緑内障などの眼疾患や全身疾患がなく、過去にレーシックの施術を受けた事がない方が対象となります。
老眼の進行自体は一種の老化現象であるため、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられます。
残念ながらカムラインレーは、加齢による老眼進行を調整することまではできません。そのため、レーシックカムラをお受け頂いた場合でも、年齢を重ねることで老眼が今より強くなっていくこと(ピントを合わせるための調節力が下がる)が予想されますので、それに伴い見え方も変わっていくことが予想されます。
(当院では、予めその旨をご理解頂いた上で、手術をお受けになるかどうかを、ご自身でお決め頂いております。)
また、高齢になるにしたがい、白内障等の疾患が生じる可能性やレーシックカムラの効果が十分に出ない可能性がございます。
その他、レーシックカムラ後は、その見え方に慣れるためにトレーニングが必要となり、一般的に効果が得られるのは65歳程度と考えられているため、当院では66歳以上の方にはレーシックカムラはお勧めしておりません。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。