Q&A
2010年12月07日 (24歳/女性)
手術に向けていくつか不安な点があります。
高齢になってから緑内障や白内障など、目の病気にかかった時の対処法はレーシックしていると何か違いはありますか?
角膜を削っていることによってできない目の手術とかはありますか?
将来的に白内障や緑内障などの眼の病気になった場合でも、病気の治療手術は可能です。
レーシック手術により、白内障等のリスクが大きくなるということはございませんのでご安心下さい。
白内障の手術治療では、眼球内の濁った水晶体を人工の水晶体に入れ替えることによって治療を行いますが、その際には挿入する人工のレンズの度数を変えることによって、手術後の眼の度数を調整することが可能です。
ただし、現在のところ、レーシック治療をお受け頂いた方が、白内障手術も行い人工水晶体(度数が入っています)を挿入された場合、レーシックであわせた屈折の度数が若干ズレやすいことが知られております。
尚、万が一、度数ズレを生じた際は、度数や角膜厚によりますが、再度レーシック治療にてズレた屈折度数を補正することは可能です。
また、現在、レーシック治療をお受け頂いた方に対しての白内障手術は、国内外でも数多く行われるようになっており、臨床データも蓄積され、治療精度は年々進歩しております。
近い将来白内障の治療が必要となった場合には、レーシック治療前後のデータがあると、より白内障の治療の参考になるかと思われますので、当院ではレーシック治療前後のデータを提供することも可能です。
(通常、近い将来白内障の治療が必要となってくるような眼の状態の方には、レーシック治療は当院ではお勧めしておりません。)
※カルテのコピー代として1枚につき 100円、手数料として 500円がかかります。
尚、レーシック治療では角膜を削ることによって近視乱視を矯正しております。
角膜を削って角膜が薄くなった分、眼の圧力(眼圧)の検査数値が見かけ上、若干低めに出ますので、眼科に受診される場合はレーシック治療を受けられたことを予めお申し出下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。