Q&A
2010年12月09日 (?歳/女性)
近視で老眼です。
地形図2万5千分の1を見ながらの登山と、バドミントンをしております。
普段はメガネですが、山へ行くときだけ地形図を2倍に拡大コピーして、左右のコンタクトの度数を5.5と4.25にして、遠くと近くが見えるようにしています。
又、左目に白内障も少し出てきてるそうです。
これからも登山とバドミントンをしたいと思います。
娘は貴クリニックで近視の手術を受け、快調です。
新しい手術を知り、私も手術が出来るかと期待しています。
よろしくお願いします。
当院では幅広い年代の方が治療を受けられており、40歳代、50歳代の方も治療を受けられております。
老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えて、ピントをうまく合わせられなくなる状態(眼の老化現象)のことを言います。
レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能ですが、老眼に関してはレーシック治療では回復できませんので、レーシック治療後は普通に眼が良い人と同じように、ある程度の年齢になると老眼が始まり、老眼鏡は必要となります。
老眼に関しては、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられますが、どの程度の速さで進行するかに関しては個人差がかなり大きいため、予測することは困難です。
但し、レーシック治療によって、普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。
既に老眼が始まっている方がレーシック治療をお受け頂いた場合には、同年代の、既に老眼が始まってしまっている方と同じような状態になります。
日常生活上は遠くのものを見る際には、特にコンタクトレンズや眼鏡は必要なくなるかと思われますが、手元の細かいものなどを見る際には、老眼鏡が必要となってくるデメリットがございます。
また、手元の見え方に関しての違和感の目安としては、現在お使いのコンタクトレンズや眼鏡を装用したまま、手元を見た際に感じる違和感に近いかと思われます。
レーシック治療をお受け頂いた場合のメリット(遠くは眼鏡が必要なくなる)、デメリット(近くを見る際には老眼鏡が必要となる)をよくご検討頂いた上で、治療を受けられるかどうかをお決め頂くとよいかと思います。
尚、白内障がある場合には、レーシックによって近視乱視を治療した場合でも視力の回復が不十分な場合がございますので、当院では術前検査で白内障が認められた場合は、手術をお勧めしておりません。
白内障がある場合には、白内障の手術を先にお受け頂くことをお勧め致します。
白内障の手術後に近視乱視が残っている場合には、それをレーシック治療で矯正することは可能です。
(白内障の手術後、眼の状態が安定するのに時間がかかりますため、レーシック治療を受けられる場合には、白内障の手術から6ヶ月間経ってからレーシック治療をお受け頂くことをお勧め致しております。)
但し、白内障が軽度で、特に視力に影響がない程度(白内障による視力低下がない場合)である場合には、現在の白内障の状態や視力、今後白内障の進行により視力低下をきたし白内障の手術が必要となるといった旨等を、ご説明させて頂いた上で、その旨に同意頂けるようでしたら、レーシック治療をお受け頂くことは可能です。
実際にレーシック治療が可能かどうか、また、どの程度回復する見込みがあるかは検査してみないとわかりませんので、レーシック治療のご希望がございましたら、宜しければカウンセリング検査へお越し下さい。
(詳細な検査の結果によっては、レーシックをお受け頂くことが出来ない場合がございますことを、予めご了承下さい。)
※尚、現在の白内障の程度に関しては、詳細は文面のみでははっきりとしたことはわかりませんので、大変お手数ではございますが、現在通院されているようでしたら、主治医の先生にレーシック治療に関してご相談頂きまして、現在の眼の状態や治療内容などに関して記して頂いた紹介状を、当院にて検査をお受け頂く際にお持ち頂くことをお勧め致します。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。