Q&A
2011年01月10日 (22歳/男性)
レーシックに興味がありますが、医学部で学ぶ友人が「20代前半は近視が進行する可能性が大。施術するならまだ20代後半の方ががいい」と言っていました。
その通りでしょうか。
せっかく近視矯正しても、近視が元に戻る可能性が高いのなら22歳の現在、施術しない方がいいと思っています。
(数年間、試験勉強をする予定もあります)
また、施術後に遠視用眼鏡を使えば近視への戻りが防止できると耳にした事もあります。
これも事実でしょうか。
よろしくお願いいたします。
若年の方の場合、まだ眼の成長期にあたり、手術を行なって良好な視力に回復した後でも、近視、乱視、遠視等の度が眼の成長に伴って進行して視力が低下してしまう可能性がある為、レーシック手術をお受け頂く時期としては、ある程度成長期が過ぎてくる、18歳以上の方を対象に行っております。
近視の進行等で視力の低下が起きつつある時期に、治療をお受け頂いた場合には、その後も近視が進行していき視力が低下してくる可能性がある為、治療をお受け頂くタイミングとしては、ある程度視力が安定している時期にお受け頂くのがよいかと思います。
手術後の遠視用眼鏡の装用に関してですが、かつてはレーシック治療後に近視予防の為に軽い遠視用の眼鏡を装用すると、近視の進行を防ぐことが出来る可能性があると言われておりましたが、特に医学的な証明が無い為、現在ではそのようなことは行われなくなってきております。
ほとんどの方は手術後は良好な視力を維持されておりますが、近視の進行は遺伝や環境など様々な要因に関係しており、レーシック手術そのものは現時点での近視乱視を治療することは可能ですが、その後の近視を予防することは、残念ながら出来ません。
そのため、レーシック手術後に良好な視力に回復された場合でも、術後少し戻る可能性もございます。
(一般的には近視の強い方の場合の方が、近視の弱い方よりも戻りやすい傾向はあります)
また、当院で手術を受けられた患者様の99.5%が1回の手術で 1.0以上の良好な視力に回復されておりますが、レーザーの効果には個人差があるため、もともとの近視乱視度数が強い方の場合は、1回目の手術でも近視乱視が残り、視力の回復が不十分になる場合もございます。
このような場合には、眼鏡やコンタクトレンズの装用も可能であり、角膜の厚さなど眼の状態に問題がなければ、追加矯正手術により更に視力を向上することは可能です。
(手術後の近視の戻りや、1回目の手術でも近視や乱視などが残り再手術を要した割合は1%未満となっております)
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。