Q&A
2011年01月12日 (40歳/女性)
40歳以上だと老眼対応のレーシック手術が可能とのことですが、まだ自分では老眼の意識はなく、普通の手術でいいと思うのですが、上記の手術は一度レーシック手術をした人はできないという説明を見たことがあります。
老眼ではないのにその手術をしたらどうなりますか。
ただ、いずれは老眼になると思うのでどうしたらいいのかわかりません。
現在は両眼0.01くらいの近視です。
レーシックカムラは、治療をお受け頂くことによって、手元の近い距離が見えやすくはなるのですが、遠くの見え方が少し下がってしまうこともございますので、両眼の手術は行わず、片眼のみの手術にしております。
ただし、今までの老眼治療(CK治療やモノビジョン LASIK)には遠くの見え方がかなり下がってしまうという欠点がありましたが、カムラインレーによるレーシックカムラは、遠くの見え方を極端に下げることなく、近くの見え方を改善します。
また、CK治療やモノビジョン LASIKでは、左右の見え方を変える為、体質的に合わない方もいらっしゃいましたが、カムラインレーによるレーシックカムラはそういった方でも適応になる可能性が高いのも特徴です。
(暗い所での読書や極端に小さい文字を読む際は、老眼鏡が必要となる場合がございます。)
ただし、老眼の進行自体は一種の老化現象であるため、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられます。
残念ながらカムラインレーは、加齢による老眼進行を調整することまではできません。
そのため、レーシックカムラをお受け頂いた場合でも、年齢を重ねることで老眼が今より強くなっていくこと(ピントを合わせるための調節力が下がる)が予想されますので、それに伴い見え方も変わっていくことが予想されます。
当院では、予めその旨をご理解頂いた上で、手術をお受けになるかどうかを、ご自身でお決め頂いております。
レーシックカムラは老眼の症状がある40〜65歳の方で、白内障や緑内障などの眼疾患や全身疾患がなく、また、過去にレーシックの施術を受けた事がない方が対象となります。
(全身疾患がある方にはレーシックカムラをお勧めすることはできません。何卒ご了承下さい。)
※既にレーシック手術を行っている場合、レーシック手術時に作成したフラップがあるため、再度カムラインレーを挿入するためのフラップを新たに作成することができません。
そのため、既にレーシック手術をお受け頂いている方は、現時点では対象となりません。
ご了承下さい。
(この手術はまだ新しい治療のため、現時点ではレーシック手術後の方はお受けしておりませんが、今後、レーシック手術後の方も対象にしていけたらと思っております。)
尚、カムラインレーは片眼のみに挿入し、不同視(左右の視力の差による見え方の違い)を利用する部分があるので、老眼を既に体感していないとその効果判定が難しいかと思われます。
また、レーシックカムラは手術後に見え方のトレーニングが必要ですので、老眼が出ていない状態では困難かと思われます。
実際にレーシックカムラが可能かどうかは、当院にて現在の眼の状態を詳細に調べてみないとわかりかねます。
※詳細な検査の結果によっては、手術をお勧めできない場合もございますことを、予めご了承下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。