品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2011年01月24日 (?歳/男性)

Q.相談 左目は子供の時に外傷により、水晶体摘出手術を受け(無水晶体眼)、現在ハードコンタクト使用中で度数は+8.0で、矯正視力は0.6程度です。
左目は近視になり、こちらもハードコンタクトを使用をしていて度数は-4.0で、矯正視力は1.2です。
最近は老眼が進んで、外出先ではコンタクトをしつつ、事務は老眼鏡をかける必要があります。
できればコンタクト使用をやめたいと思っていますが、眼鏡だと左右の度数が違いすぎるため、物の大きさが違って見えるため、着用に耐えられません。
角膜の厚さも気になりますし、透明な細胞(名前不詳)の数も減ってきているようです。
どのようにすれば最善か、アドバイスを頂けたらと思います。

 

A.回答 レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能です。
※強度近視とは近視度数が−6.25D以上のことを指し、裸眼視力で表しますと0.05未満となります。

当院で治療を受けられた患者様の99.5%が 1.0以上の視力に回復されており、ほとんどの方は、一度の治療で良好な視力を保たれております。
レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能ですが、眼の怪我や病気などで視力が低下しているような場合には、治療が向かない場合もございます。
手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
眼鏡やコンタクトで視力が出ない場合は、レーシックを行った場合でもそれ以上の視力回復は困難な場合もございます。
また、レーシック治療では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、どれだけ角膜を削るかは、近視乱視度数によって決まってきますので、残念ながら近視乱視度数が強く、尚且つ角膜の厚さも少ない方は、レーシック治療の適応とはならない場合もございます。

長期間コンタクトレンズを装用されている場合には、慢性的な酸素不足により、細胞がダメージを受けて、徐々に数が減っていく為、細胞数が少ない場合にはやはりコンタクトレンズの装用はお勧めできません。
尚、角膜内皮細胞が減少している場合には、何らかの眼の病気によって減少していることもございますため、当院では角膜内皮細胞数が1500未満の方に関してはレーシック手術は積極的にはお勧めしておりません。

レーシック治療では近視乱視を矯正することは可能ですが、老眼に関してはレーシック治療では回復できませんので、レーシック治療後は普通に眼が良い人と同じように、ある程度の年齢になると老眼が始まり、老眼鏡は必要となります。
老眼とは年齢と共に眼の調節能力が衰えて、ピントをうまく合わせられなくなる状態(眼の老化現象)のことを言います。
既に老眼が始まっている方がレーシック治療をお受け頂いた場合には、同年代の、既に老眼が始まってしまっている方と同じような状態になります。
日常生活上は遠くのものを見る際には、特にコンタクトレンズや眼鏡は必要なくなるかと思われますが、手元の細かいものなどを見る際には、老眼鏡が必要となってくるデメリットがございます。
また、手元の見え方に関しての違和感の目安としては、現在お使いのコンタクトレンズや眼鏡を装用したまま、手元を見た際に感じる違和感に近いかと思われます。
※近視がある場合は老眼になっていても自覚し難いため、レーシック治療によって近視乱視を矯正した場合は老眼が残ることで、治療後には、普通に眼が良い方と同じ様に老眼を自覚しやすくなりますので、完全に近視を矯正した場合には、手元はある程度の見えづらさが出てくることが予測されます。

老眼に関しては、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられますが、どの程度の速さで進行するかに関しては個人差がかなり大きいため、予測することは困難です。
但し、レーシック治療によって、普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。
レーシック治療をお受け頂いた場合のメリット(遠くは眼鏡が必要なくなる)、デメリット(近くを見る際には老眼鏡が必要となる)をよくご検討頂いた上で、治療を受けられるかどうかをお決め頂くとよいかと思います。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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