Q&A
2011年01月28日 (35歳/女性)
アベリーノ検査は手術時をすれば無料になるとの事ですが、手術不適応となった場合には、実費になるのでしょうか。
また、その場合、診断結果を教えていただけないという書き込みがあったのですが、本当でしょうか。
乱視が強く、手術不適応になる可能性があると思っています。
アベリーノ検査を拒否する事も可能でしょうか。
当院の適応検査は無料でお受け頂けます。また、手術不適応となった場合や手術をキャンセルされた場合でも、検査料カウンセリング料をはじめ、キャンセル料は頂いておりませんので、検査結果を踏まえ、手術を実際に受けられるかどうかは、ごゆっくりご検討下さい。
尚、当院では、【適応検査にて手術が適応となった患者様】を対象に、『遺伝性角膜混濁の遺伝子検査』を開始致しました。
遺伝性角膜混濁の遺伝子検査についてですが、角膜は本来透明な組織ですが約 0.1 %程度の確率で遺伝的に混濁をきたすことがございます。
その代表的な疾患にアベリーノ角膜ジストロフィー(顆粒状角膜ジストロフィー)があります。
(角膜の実質に特徴的な顆粒状の混濁をきたす稀な遺伝性疾患です)
角膜の混濁は通常20歳以降に出現し、年齢と共に徐々に増加しますが、発症年齢や頻度には個人差があり、遺伝子の異常によって生じることが最近になって判明しました。
また、最近、海外で屈折矯正手術後にアベリーノ角膜ジストロフィーが発見されたとの報告がなされたため、当院では、屈折矯正手術の安全性を一層高める目的で、術前検査の一環として遺伝性角膜混濁の遺伝子検査を導入いたしました。
検査方法と致しましては、清潔な専用綿棒を用いてご自身で口腔粘膜(頬の内側)をこすって頂き、検査資料を採取するといった簡単なものです。
尚、この検査は任意の検査となります。
そのため、検査当日には、遺伝子検査費用として実費で10000円かかりますことをご了承下さい。
(任意の検査ですので、遺伝子検査をお受け頂かなくても、手術自体をお受け頂くことは可能です)
また、遺伝子検査の結果に関しましては手術当日の診察時に、直接ご本人様にお伝えする形を取らせて頂いております。
但し、手術が適応となった方で遺伝子検査を実施した後、患者様の都合により当院で手術をお受け頂かない場合でも、遺伝性角膜混濁の遺伝子検査の結果のみをお伝えすることは可能です。
尚、その際は診察料と致しまして、 5000円頂いております。
また、その場合、遺伝性角膜混濁の遺伝子検査費( 1万円)は、返金致しかねますので、予めご了承下さい。
(当院にて手術をお受け頂く方の場合は、診察料は手術代の中に含まれており、また、遺伝性角膜混濁の遺伝子検査費( 1万円)分を手術代より割引きさせて頂いております)
また、詳細につきましては検査当日にご案内しておりますので、その際にご相談下さい。
※費用の詳細につきましては、お電話にてお問い合わせ下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。