Q&A
2011年02月07日 (43歳/男性)
アベリーノ検査について。
現在 アマリス500Zレーシックの予約をしていますが、術前検査にて角膜の問題でアマリス500Zレーシックを実施できないときは他の術式でのオペは実施しないつもりです。
(ハローグレアの発現が心配です)
その際、アベリーノ検査を実施しないことは可能でしょうか?
(出来ればオペをしないのに検査費用1万円は負担はしたくないので)
当院の適応検査は無料でお受け頂けます。また、手術不適応となった場合や手術をキャンセルされた場合でも、検査料カウンセリング料をはじめ、キャンセル料は頂いておりませんので、検査結果を踏まえ、手術を実際に受けられるかどうかは、ごゆっくりご検討下さい。
尚、当院では、【適応検査にて手術が適応となった患者様】を対象に、『遺伝性角膜混濁の遺伝子検査』を開始致しました。
遺伝性角膜混濁の遺伝子検査についてですが、角膜は本来透明な組織ですが約 0.1 %程度の確率で遺伝的に混濁をきたすことがございます。
その代表的な疾患にアベリーノ角膜ジストロフィー(顆粒状角膜ジストロフィー)があります。
(角膜の実質に特徴的な顆粒状の混濁をきたす稀な遺伝性疾患です)
角膜の混濁は通常20歳以降に出現し、年齢と共に徐々に増加しますが、発症年齢や頻度には個人差があり、遺伝子の異常によって生じることが最近になって判明しました。
また、最近、海外で屈折矯正手術後にアベリーノ角膜ジストロフィーが発見されたとの報告がなされたため、当院では、屈折矯正手術の安全性を一層高める目的で、術前検査の一環として遺伝性角膜混濁の遺伝子検査を導入いたしました。
検査方法と致しましては、清潔な専用綿棒を用いてご自身で口腔粘膜(頬の内側)をこすって頂き、検査資料を採取するといった簡単なものです。
尚、この検査は任意の検査となります。
そのため、検査当日には、遺伝子検査費用として実費で10000円かかりますことをご了承下さい。
(任意の検査ですので、遺伝子検査をお受け頂かなくても、手術自体をお受け頂くことは可能です)
当院にて手術をお受け頂く方の場合は、遺伝性角膜混濁の遺伝子検査費( 1万円)分を手術代より割引きさせて頂いております。
また、詳細につきましては検査当日にご案内しておりますので、その際にご相談下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。