Q&A
2011年07月22日 (30歳/女性)
レーシック手術を行うと、白内障の手術が出来なくなるという話を聞いたのですが、大丈夫でしょうか。
また、昼間でも光がまぶしく感じる方がいるようですが(瞳孔が開いたときの様な感じ)そういった症状が出る事はありますか。
将来的に白内障や緑内障などの眼の病気になった場合でも、病気の治療手術は可能です。
レーシック手術により、白内障等のリスクが大きくなるということはございませんので、ご安心下さい。
白内障の手術治療では、眼球内の濁った水晶体を人工の水晶体に入れ替えることによって治療を行いますが、その際には挿入する人工のレンズの度数を変えることによって、手術後の眼の度数を調整することが可能です。
ただし、現在のところ、レーシック手術をお受け頂いた方が、白内障手術も行い人工水晶体(度数が入っています)を挿入された場合、レーシックであわせた屈折の度数が若干ズレやすいことが知られております。
レーシック手術後、最初の内は光が散乱したり、ぼやけて感じたりするハログレア症状が出ます。
ハログレア症状は時間の経過と共に徐々に改善していき、多くの場合は手術3ヶ月〜6ヶ月後にはほとんど気にならないレベルに落ち着いていきますが、瞳孔の大きい方や、手術前の近視乱視度数が強けれ強いほどハログレア症状は強く出、改善にも時間がかかる傾向にあり、まれに生活に支障がないレベルで症状がわずかに残ることがあります。
また、レーシック手術後間もない時期は眼の状態が安定しておらず、眼の違和感や異物感、時として光の眩しさなどを感じることがございます。
通常は時間の経過とともに眼の状態が安定してくると、それらの症状は徐々に改善していきます。
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