Q&A
2011年11月05日 (?歳/男性)
近視と老眼のためレーシックカムラを検討しています。
下記の点に付きご回答お願いします。
1)37万円と47万円の治療の違いを教えてください。
何か術後の見え方などに明確な違いがあるのでしょうか?
2)レーシックカムラの手術を受けた場合、将来白内障や緑内障などの病気にかかったときに影響が出るものがあるのでしょうか?
3)手術を受けても老眼が進むと見難くなってしまうのでしょうか?
1)当院では老眼治療『レーシックカムラ』『アマリス750レーシックカムラ』を行っております。
レーシックカムラ、アマリス750レーシックカムラは、角膜内に《カムラインレー》を設置することで、カムラインレーのピンホール効果により老眼を回復させる(近くの物が見えるようになる)ことが可能となった治療です。
※カムラインレーは、真ん中に小さな口径の穴が開いており、コンタクトレンズよりも小さい、直径3.8ミリ厚さ5ミクロンの黒いリングのような形をしています。
また、近視遠視乱視をお持ちの方は、《レーシック》を同時にお受け頂くことで、老眼と近視遠視乱視を同時に回復することが可能です。
※レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の治療が可能です。
アマリス750レーシックカムラの場合、レーシックカムラ同様、近視乱視をお持ちの方は、まずレーシック手術をお受け頂きますが、カムラインレーの挿入は、レーシック手術の1ヶ月後に行います。
(フェムトセカンドレーザーにて、フラップより更に下にポケットを作成し、カムラインレーを挿入します)
アマリス750レーシックカムラは、レーシック手術とカムラインレーの挿入を分けてお受け頂き、カムラインレーをポケットに挿入することで、角膜厚が足らずレーシックカムラやアマリス750レーシックカムラをお受け頂くことが出来ない方でも、ほとんどの方が適応となります。また、レーシックカムラやアマリス750レーシックカムラの手術後よりも角膜強度を維持することが可能である上、手術後のドライアイの症状もかなり穏やかで、断然経過状態が安定しております。
2)老眼治療『レーシックカムラ』をお受け頂き、将来的に白内障や緑内障などの眼の病気になった場合でも、病気の治療手術をお受け頂くことが出来なくなるといったことはございませんので、ご安心下さい。
3)老眼の進行自体は一種の老化現象であるため、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられます。
レーシックカムラアマリス750レーシックカムラでは、カムラインレーという、小さい穴の開いた非常に薄いシートを角膜のフラップ下に挿入することで、カメラの絞りと同じ効果で焦点深度を深くして近方の見える範囲を広げる手術です。
残念ながらカムラインレーは、加齢による老眼進行を調整することまではできません。
そのため、レーシックカムラアマリス750レーシックカムラをお受け頂いた場合でも、年齢を重ねることで老眼が今より強くなっていく(ピントを合わせるための調節力が下がる)ことが予想されますので、それに伴い見え方も変わっていくことが予想されます。
当院では、予めその旨をご理解頂いた上で、手術をお受けになるかどうかを、ご自身でお決め頂いております。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。