Q&A
2011年12月04日 (?歳/男性)
今度レーシックを検討中です。
下記2点について照会させていただきますのでご教示ください。
1)コース選択について
御社のHPを拝見させていただくと料金表に多くのコースについて記載があるのですが、いまいち差がわかりません。
目のことは一生のことなので安ければよいとは考えませんが、何が違うのか(料金が下がるごとに何が違うのか)教えていただけますか?
あと具体的にはアマリス500ZレーシックとスタンダードZレーシック、RSレーシックあたりを考えているので教えてください。
2)視力回復具合について
現在視力が0.1は確実にきっているのですが、一回の手術で1.0以上になる可能はあるのですか?
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の手術が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで手術可能です。
※強度近視とは、近視度数が−6.25D以上のことを指し、裸眼視力で表しますと0.05未満となります。
尚、手術後に回復し得る視力の目安としては、現在眼鏡やコンタクトで矯正されて見える視力が目安となります。
眼鏡やコンタクトで視力が出ない場合は、レーシックを行った場合でも、それ以上の視力回復は困難な場合もございます。
当院で行っているレーシック手術では、フェムトセカンドレーザーにて角膜の表面にフラップと呼ばれるフタを作り、フラップをめくって露出した部分にエキシマレーザーを照射し、角膜を削ることで光の屈折率を調節して近視乱視を矯正します。
尚、使用している機器の組み合わせによって、手術法が異なります。
【アマリス500Zレーシック】
◇フェムトセカンドレーザー
:Ziemer社製FEMTOLDV
◆エキシマレーザー
:Schwind社製アマリス
○保障期間
:15年
○手術費用
:両眼26万円(税込)
【スタンダードZレーシック】
◇フェムトセカンドレーザー
:Ziemer社製FEMTOLDV
◆エキシマレーザー
:Wave Light社製Allegretto WAVE Eye−Q
(コンディションメーター搭載)
○保障期間
:13年
○手術費用
:両眼22万円(税込)
【RSレーシック】
◇フェムトセカンドレーザー
:Wave Light社製FS200
◆エキシマレーザー
:Wave Light社製EX500
○保障期間
:13年
○手術費用
:両眼24万円(税込)
スタンダードZレーシックとアマリス500Zレーシックでフラップを作成する際に使用するFEMTOLDVは、トップビューカメラが搭載されていますので、手術中も患者様の眼を確認しながら進行することができます。
また、フラップの位置を微調整できる機能もありますので、正確性安全性ともに優れています。
その他、機械自体が非常にコンパクトボディーのため、フラップの作成がエキシマ室で行えますので、イントラレーシックのようなイントラレーザー室からエキシマレーザー室へ歩行移動の必要がなく、コンディションメーターはエキシマレーザーに搭載されているもので同時に測定することが可能です。
RSレーシックも、 フラップを作成するフェムトセカンドレーザーFS200と屈折矯正を行うエキシマレーザーEX500が一体になっているため、 フラップ作成後、部屋を移動せずにそのままエキシマレーザーの照射行程に入れます。
これにより施術時間が短縮され眼への負担が少なくなりました。
フェムトセカンドレーザー FS200の特徴といたしまして、フラップの作成が早いことがあげられます。
(FS200でフラップを作成する時間は約6秒です。 FEMTOLDVでフラップを作成する時間は約15〜20秒となります)
また、より低い吸引圧での眼球保持が可能となったため、眼球にかかる吸引圧を最低限に抑え、眼への負担を軽減させます。
尚、FEMTOLDVは、FS200 と比べ、1発当りの照射エネルギーが低いことが挙げられます。
角膜組織へのダメージはトータルのエネルギー量ではなく、レーザー1発あたりのエネルギー量が関係しており、FEMTOLDVは FS200と比較して照射のスポット数は多いですが、その1発当たりのエネルギー量が少ないため、 FEMTO LDVの方が、角膜の繊維構造を壊しにくく、角膜の組織に与えるダメージも少なく、角膜の負担が最小限で済むので、術後の炎症も少ない、眩しい症状が出にくいという特徴があります。
フラップリフトがスムーズで、術後経過が良好です。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。