Q&A
2012年01月09日 (?歳/女性)
強度の近視(両眼0.06くらい)で、長年ハードコンタクトを使用しています。
加齢から、近くが見えづらい時もあり、眼鏡等の煩わしさから手術を検討中です。
但し、飛蚊症が7年位前よりあるため、角膜が薄い部分もあると眼科医から指摘された経緯があります。
この場合でも、レーシック手術は可能ですか?
当院では手術前の適応検査にて網膜の状態を調べる眼底検査や、眼の神経の状態によっては、必要に応じて暗いところでの光の感度などを検査し、眼の状態に問題が無く、視力の回復の可能性が高い場合のみに、レーシック手術をお勧めしております。
レーシック手術では角膜の表面を薄く切開する際に、眼球を固定します。
その固定の際にどうしても眼に圧力がかかるため、もともと網膜に穴が開いている(網膜裂孔がある)場合には、レーシック手術でかかる圧によって、網膜裂孔から網膜剥離へと進行してしまう可能性も考えられます。
そのため、網膜裂孔がある場合(また、その疑いがある場合)には、レーシック手術前に必ず網膜のレーザー治療をお受け頂く必要がございます。
飛蚊症の原因の多くは、眼球内の硝子体という部分の混濁によるものです。
レーシック手術では角膜の治療は行いますが、硝子体には影響を及ぼしませんから残念ながら飛蚊症は改善しません。
但し、飛蚊症がある場合でも、眼の状態に問題がなければ(飛蚊症が眼の病気によるものでなければ)、レーシック手術には支障ありません。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。