Q&A
2012年01月09日 (?歳/女性)
lasikの検討にあたり、貴院のHPを拝見しましたが、
以下の点をご教示いただきたく、宜しくお願いいたします。
私は近視が強く-8Dのコンタクトを両目に使用しています。
1)12歳ごろに右目上部あたりに格子状変性があると診断されました。
その後は経過観察と診断され、現在、日常生活に支障はありません。
lasikを受けることにより、網膜剥離が発生する可能性はありますか?
発生する可能性があるとすると、どのくらいの率でしょうか。
2)小さいころにアトピー性疾患がありましたが、lasikを受けるうえで何か影響はあるでしょうか。
宜しくお願いいたします。
1)網膜格子様変性がある場合には、まず網膜の治療をお受け頂いた上でレーシック手術が可能な場合と、そのままレーシック手術をお受け頂くことが出来る場合とがございますので、もし手術のご希望がございましたら、よろしければ一度カウンセリング検査へお越し頂くことをお勧め致します。
当院で行っているイントラレーシック手術やZレーシック手術では、眼に対する負担が従来のマイクロケラトームを用いたレーシック手術と比較して少ないため、網膜剥離等の合併症を非常に起こしにくくなっております。
但し、強度近視の方は眼球の奥行きの長さ(眼軸長)が伸びているために、網膜が部分的に弱くなり、それによって網膜剥離が起きやすく、レーシック手術を受けられた場合でも、網膜剥離になるリスクが低くなるわけではありません (レーシック手術では角膜への屈折状態は変えますが、眼軸長は変わりません)ので、手術有無に関わらず、年に1回程度は眼底検査など、眼の状態等のチェックを受けられることをお勧め致します。
2)アトピーがある場合でも、ほとんどの場合はレーシック手術には支障ありませんのでご安心下さい。
尚、可能性として体質などで皮膚が弱い場合には傷が治りにくい場合もあり、その場合には視力の回復に、若干時間がかかる場合もございます。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。