品川近視クリニック視力回復レーシックQ&A

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Q&A

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2012年03月08日 (38歳/男性)

Q.相談 以前コンタクトレンズの診察時に右が円錐角膜ではないかとのことで、それ以降ハードコンタクトを装用しています。
他の方の相談内容にもありましたが、円錐角膜の場合にはレーシック手術が施術できる可能性はまったくないのでしょうか?
また、円錐角膜そのものを治す治療や手術はないのでしょうか?
レーシック説明会後の簡易検査や適応検査で改めて診断してもらう事は可能でしょうか?

 

A.回答 レーシック手術では角膜を削って近視乱視を治療するのですが、円錐角膜等の角膜の形状に異常がある場合には、レーシック手術で角膜を削った後でも角膜が変形して再び近視乱視が出てきてしまう可能性が高いため、残念ながらレーシック手術はお勧めできません。
尚、円錐角膜がある方への手術方法としては、当院では『角膜リング』施術を行っております。角膜リング施術は、角膜に特殊プラスチック製のリング状の補強材をイントラレースFS60レーザーで角膜内に作成したトンネル内に挿入することで、角膜の形状を改善させ、それによって視力を向上させる手術方法です。

角膜が歪んでしまっている場合には、通常、眼鏡やコンタクトレンズの装用が困難である場合が多いのですが、角膜リング施術の目標としては、現在の角膜の歪みを出来るだけ治療することで、より眼鏡やコンタクトレンズを合いやすくします。
また、角膜リングには、円錐角膜の進行を抑える遅らせる効果があると言われており、特にまだ年齢的にも若く今後も進行する可能性がある方に対しては、お勧めできる手術法だと思われます。

但し、もともとの角膜の状態にはかなり個人差があり、リングを挿入した後の角膜の反応にもばらつきが大きいため、レーシック手術ほどの矯正精度はありませんので、施術後も幾分か近視乱視が残るため、視力矯正の補足としてメガネやコンタクトレンズの使用が必要になることと思われます。
このため、もしコンタクトレンズである程度視力が出て生活上問題が無いようでしたら、あまり角膜リングはお勧めではございません。

【以前コンタクトレンズの診察時に右が円錐角膜ではないかとのことで】とのことでございますが、実際にレーシック手術が可能かどうか、また、どの位の視力回復見込みがあるかは、当院の検査をお受け頂き、現在の眼の状態を詳細に調べてみないとわかりかねます。
当院では適応検査にて、屈折度数角膜細胞数角膜の厚さ角膜曲率半径眼圧検査視力検査角膜形状解析波面収差検査眼底検査点眼薬で瞳孔を開いた状態の暗所での見え方等を測定し、現在の眼の状態、生活状況から、その方に合った手術法をご提案しております。
※簡易検査では、レーシック手術が適応かどうか大まかな判定は可能ですが、実際に手術が可能かどうかは、検査前にコンタクト装用の制限がある適応検査をお受け頂く必要がございます。

※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。

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