Q&A
2012年03月08日 (34歳/男性)
手術の種類が多すぎて、予算の検討がしづらいので、一般的に多くの方が受けている施術プランを教えてください。
また、その理由もわかれば教えて下さい。
(眼の状態によって変わることだと思いますので、眼に大きな異常がないことを前提で教えてください。)
【多くの方が受けている施術プラン】は、アマリス750Zレーシックです。
アマリス750Zレーシックは、アマリス500Zレーシックのレーザー機器【Zie-mer社製FEMTOLDV+Schwind社製アマリス】の性能が、更に進化(バージョンアップ)した、当院の人気ナンバーワンの手術法です。
FEMTOLDVは、トップビューカメラが搭載されていますので、手術中も患者様の眼を確認しながら進行することができます。
また、フラップの位置を微調整できる機能もありますので、正確性安全性ともに優れています。
その他、機械自体が非常にコンパクトボディーのため、フラップの作成がエキシマ室で行えますので、イントラレーシックのようなイントラレーザー室からエキシマレーザー室へ歩行移動の必要がなく、コンディションメーターはエキシマレーザーに搭載されているもので同時に測定することが可能です。
FEMTOLDVは、イントラレースと比べ、1発当りの照射エネルギーが低いことが挙げられます。
角膜組織へのダメージはトータルのエネルギー量ではなく、レーザー1発あたりのエネルギー量が関係しており、FEMTOLDVはイントラレースと比較して照射のスポット数は多いですが、1発当たりのエネルギー量が少ないため、FEMTOLDVの方が角膜の繊維構造を壊しにくく、角膜の組織に与えるダメージも少なく、角膜の負担が最小限で済むので、術後の炎症も少ない、眩しい症状が出にくいという特徴があります。フラップリフトがスムーズで、術後経過が良好です。
尚、アマリス750Zレーシックでフラップを作成する際に使用するFEMTOLDV「CrystalLine」は照射エネルギーが非常に低く、 FEMTOLDVの照射速度が1秒間に100万発であるのに対して、 CrystalLineは1秒間に500万発と、より早くなっております。
また、従来のFEMTOLDVも照射スポットに隙間がなく、小さなスポットでの照射が可能でしたが、 CrystalLineは、より小さなスポットでの照射を実現しました。これによって、フラップをよりスムーズに開くことが出来ますので、組織へのダメージが一層軽減されます。
※非常に滑らかなフラップ作成が可能となったことによって、術後の高次収差が最小限に抑えられ、クリスタルクリアビジョンと呼ばれる質の高い見え方を追求できます。
さらにアマリス750Sとアマリスは「アベレーションフリープログラム」という、術後に高次収差を増加させない照射プログラムを採用しています。
アベレーションフリーは、本来持っている自然な見え方の“質”を保ちながら、視力を向上させる最先端の手術法として世界的にも注目されています。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。