Q&A
2012年03月22日 (42歳/女性)
42歳女性です。中学生の頃から、乱視と近視でずっとメガネやコンタクトを使ってきています。
現在は日常生活はメガネ。それも家の中用、運転時用と使い分けています。
コンタクトレンズも使い捨てのソフトレンズ(近視のみ)はジムや水泳の時に。短時間の外出や仕事の時は乱視矯正の入ったハードコンタクトと使い分けています。
裸眼ではすべてがぼやけて見え、もし震災でも起きた時にメガネを持っていなかったら、と考えると怖いです。
また慢性的に肩こりもありメガネやコンタクトにかかる費用にもストレスを感じています。
花粉症はありませんが、以前眼科でドライアイ気味と言われた事があります。
特に目薬等は使用していません。
そろそろ老眼も出てくる年齢です。
レーシック手術を受ける事でこれらの悩みが解消すればたいへん嬉しいです。
私のように近視、乱視、老眼の場合でも一回の手術ですむのでしょうか。
また、その場合どの手術が適しているのでしょうか。
年齢が上がるにつれ、また老眼の度合いが進む→再度手術となるのでしょうか?
手術後の通院にかかる費用も含む費用はいくらになるかも知りたいです。
また、趣味で水泳をしますが、レーシック手術をした後の水泳等は制限されることがありますか?
説明会への参加も考えていますが、まずはメールで聞いてみようと思い連絡させていただきました。お忙しいとは思いますが、返信をいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
レーシックは、角膜にエキシマレーザーを照射し、光の屈折率を調節する近視矯正手術です。
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視遠視乱視の手術が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで手術可能です。
当院では老眼治療『レーシックカムラ』を行っております。
レーシックカムラは、角膜内に《カムラインレー》を設置することで、カムラインレーのピンホール効果により老眼を回復させる(近くの物が見えるようになる)ことが可能となった治療です。
また、この『レーシックカムラ』は、近視遠視乱視をお持ちの方は《レーシック》を同時にお受け頂くことで、老眼と近視遠視乱視を同時に回復することが可能です。
ただし、老眼の進行自体は一種の老化現象であるため、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられます。
そのため、『レーシックカムラ』をお受け頂いた場合でも、年齢を重ねることで老眼が今より強くなっていくこと(ピントを合わせるための調節力が下がる)が予想されますので、それに伴い見え方も変わっていくことが予想されます。
ドライアイがある場合には、レーシック手術に支障がない場合と、先に一般的な眼科でドライアイの治療を行ってからレーシック手術を行った方が良い場合とがあります。
レーシック手術後は、眼鏡やコンタクトを装用していた状態よりも、眼に対する負担は少なくなるため、眼の疲れに関しては軽減されると考えられます。
但し、レーシック手術では近視乱視を治療することは可能ですが、眼精疲労や肩こりは様々な原因によって起こるため、それらの原因が取り除かれないとレーシック手術をお受け頂いた場合にも眼精疲労はやはり出る可能性がございます。
術後のスポーツにつきましては術後の経過に個人差がありますので、基本的に術後の定期検査の診断の結果により許可をお出ししております。
一般的な目安として、汗が眼に入るような、ジョギング等の軽い運動は1週間後から、直接眼に衝撃が及ぶ可能性があるような激しい運動は1ヶ月後から可能となっております。
1週間後……ゴルフ、ジョギング、エアロビクス、ヨガ、ジム・ストレッチ、温泉・サウナ
1ヶ月後……野球、サッカー、テニス、スキー(スノーボード)、水泳(海水浴)、スキューバダイビング、サーフィン、ホットヨガ、剣道
当院には様々な手術法があり、また、使用する機器の組み合わせによっても手術法が異なります。
それぞれの治療法は異なる特徴をもっておりますので、患者様の現在の眼の状態や生活状況から、その方に合った手術法をお選び頂くことが可能です。
尚、実際に手術が可能かどうか、どの位の視力回復見込みがあるか、どの手術法が適切であるかは、現在の眼の状態を詳細に検査しないとわかりかねます。
当院では、検査の結果や生活状況から、その方に合った手術法をご提案しておりますので、よろしければ一度、無料カウンセリング検査にお越し下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。