Q&A
2012年05月10日 (21歳/女性)
1)施術前の飲酒制限はありますか?
2)遺伝子検査費は期間以内に視力矯正手術をすればその費用から値引きされるとのことですが、もし検査の結果で希望の手術ができない場合はどうなるのですか?
1)検査前手術前の飲酒につきましては、特に制限は設けておりませんが、平常の状態で検査手術をお受け頂けるようにご案内しております。
手術後は炎症を増長する可能性がある為制限を設けており、手術後 3日目から可能となります。
2)検査後の診察の際にアベリーノ DNA検査を行っておりますので、どの手術法が可能かをお伝えした上で、アベリーノ DNA検査を受けられるかお決め頂くことが可能です。
アベリーノ DNA検査についてですが、角膜は本来透明な組織ですが約 0.1%程度の確率で遺伝的に混濁をきたすことがございます。
その代表的な疾患にアベリーノ角膜ジストロフィー(顆粒状角膜ジストロフィー)があります。
角膜の実質に特徴的な顆粒状の混濁をきたす稀な遺伝性疾患です。
角膜の混濁は通常20歳以降に出現し、年齢と共に徐々に増加しますが、発症年齢や頻度には個人差があり、遺伝子の異常によって生じることが最近になって判明しました。
また、最近、海外で屈折矯正手術後にアベリーノ角膜ジストロフィーが発見されたとの報告がなされたため、当院では、屈折矯正手術の安全性を一層高める目的で、適応検査の一環としてアベリーノ DNA検査を導入いたしました。
検査方法と致しましては、清潔な専用綿棒を用いてご自身で口腔粘膜(頬の内側)をこすって頂き、検査資料を採取するといった簡単なものです。
この検査は任意の検査となります。そのため適応検査当日には、アベリーノ DNA検査の検査費用として10000円かかりますことをご了承下さい。
尚、アベリーノ DNA検査の結果、アベリーノ角膜異常症遺伝子保持者の疑いがあった場合は、検査費用は返金させて頂いております。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。