Q&A
2012年06月07日 (?歳/男性)
強度の近視+強度の乱視+老眼で、眼鏡時視力は右0.7左0.4です。
特に左目の乱視がひどく、眼鏡での補正でも限界のようで、いつも左目が疲れる状態で違和感があります。
質問はレーシックの場合、強度の乱視でもかなり改善されるのでしょうか?
老眼はレーシックでは直せないでしょうし、むしろ増すならば、特にメガネ併用でもよいのですが、乱視が治り、近視も程度が改善すれば、常用で軽い遠近両用眼鏡でもよいと思っていますが、いかがでしょうか?
当院で導入しております最新のエキシマレーザーは、ほとんどの強度近視・遠視・乱視の手術が可能であり、近視度数は−14D(単位:D=ディオプター)まで、乱視度数は−6Dまで、遠視度数は+6Dまで手術可能です。
レーシック手術では角膜を削ることによって近視乱視を矯正しますが、技術的には近視・乱視を全く無い状態にすることは困難であり、特に元々の近視・乱視が強い方は、少し乱視が残ってしまう場合がございます。
そのような場合は特に暗所での見え方が若干劣ることがございます。
レーシック手術では近視・乱視を矯正することは可能ですが、老眼に関してはレーシック手術では回復できませんので、レーシック手術後は普通に眼が良い人と同じように、ある程度の年齢になると老眼が始まり、老眼鏡は必要となります。
既に老眼が始まっている方がレーシック手術をお受け頂いた場合には、同年代の、既に老眼が始まってしまっている方と同じような状態になります。日常生活上は遠くのものを見る際には、特にコンタクトレンズや眼鏡は必要なくなるかと思われますが、手元の細かいものなどを見る際には、老眼鏡が必要となってくるデメリットがございます。
老眼に関しては、今後加齢と共に徐々に進むことが考えられますが、どの程度の速さで進行するかに関しては個人差がかなり大きいため、予測することは困難です。
但し、レーシック手術によって、普通以上に老眼が早くなったり、きつくなったりするということはございませんのでご安心下さい。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。