Q&A
2012年06月16日 (?歳/男性)
10代よりコンタクトを使用していますが、数年前より老眼の症状が出ており遠近コンタクトにしましたがあまり改善しません。
仕事でPCをよく使うこともあり、週末テニスをするときも支障があります。
現在のコンタクトの状況
PWR:-6.0 BC:8.6 DIA:13.8FocusDAILIES
当院では老眼治療『レーシックカムラ』を行っております。
レーシックカムラは、角膜内に《カムラインレー》を設置することで、カムラインレーのピンホール効果により老眼を回復させる(近くの物が見えるようになる)ことが可能となった治療です。
※カムラインレーは、真ん中に小さな口径の穴が開いており、コンタクトレンズよりも小さい、直径3.8ミリ厚さ5ミクロンの黒いリングのような形をしています。
また、この『レーシックカムラ』は、近視遠視乱視をお持ちの方は《レーシック》を同時にお受け頂くことで、老眼と近視遠視乱視を同時に回復することが可能です。
『レーシックカムラ』は治療をお受け頂くことによって、手元の近い距離が見えやすくはなるのですが、遠くの見え方が少し下がってしまうこともございますので、カムラインレーは片眼のみに挿入します。
ただし、今までの老眼治療(CK治療やモノビジョン LASIK)には遠くの見え方がかなり下がってしまうという欠点がありましたが、カムラインレーによる『レーシックカムラ』は、遠くの見え方をほとんど下げることなく、近くの見え方を改善します。
レーシックカムラ後のスポーツにつきましては、術後の経過に個人差がありますので、基本的に術後の定期検査の診断の結果により許可をお出ししております。
一般的な目安として、ジョギング等の軽い運動は1週間後から、テニス等の激しい運動は1ヶ月後から可能となっております。
尚、レーシックカムラは、治療をお受け頂くことによって手元の距離が見えやすくなるのですが、遠くの見え方が少し下がってしまうこともございます。
そのため、特にテニス等はラインが遠方になりますため、若干ボールが見えにくくなることもあるかもしれません。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。