Q&A
2012年06月20日 (43歳/男性)
現在、両眼とも0.01未満の視力です。
近視がかなり強く、乱視もあります。
現在は眼鏡で視力矯正をしています。
(質問)
眼鏡やコンタクトレンズが合わない時の不快感(ふらつき、ピントのずれ、目の疲れ、首の緊張等)のようなことは心配ないですか?
過矯正の場合、再度の手術で治るのですか?
43歳なので、老眼は心配ないですか?
今まで、1.5以上の視力をほとんど経験したことがないので、見えすぎるという不快感はないですか?
レーシック手術では角膜を削ることによって近視乱視を矯正しますが、技術的には近視乱視を全く無い状態にすることは困難であり、特に元々の近視・乱視が強い方は、少し乱視が残ってしまう場合がございます。
そのような場合は特に暗所での見え方が若干劣ることがございます。
また、手術後は一時的に眼が乾きやすくなるドライアイの症状や、光が眩しく見えたり、滲んだりするハロ、グレアといった症状が出てきます。
レーシック手術後のハロ、グレアは手術をお受け頂いた方は最初は必ず感じますが、そのような症状は時間の経過と共に徐々に改善していきます。
尚、手術前の近視や乱視が強い方は改善に時間がかかる場合があり、また、生活に支障がないレベルで若干ハロ、グレアが残る場合があります。
近視や乱視の度数が強い場合には、特に眼鏡による見え方に違和感が出やすく、眼精疲労が起こる原因ともなります。
眼鏡が原因で起きている眼精疲労には、レーシック手術をお受け頂き眼鏡をする必要がなくなれば、眼精疲労が改善される可能性はあります。
ただし、レーシック手術では近視乱視を治療することは可能ですが、眼精疲労は様々な原因によって起こるため、それらの原因が取り除かれないとレーシック手術をお受け頂いた場合にも眼精疲労はやはり出る可能性がございます。
また、レーシック手術後は手術前と比べて、眼の状態が急激に変化するため、手術後1〜2週間程度、眼精疲労や頭痛肩こり等を感じる場合もあります。
レーシック手術では近視乱視を矯正することは可能ですが、老眼に関してはレーシック手術では回復できませんので、レーシック手術後は普通に眼が良い人と同じように、ある程度の年齢になると老眼が始まり、老眼鏡は必要となります。
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