Q&A
2012年07月09日 (17歳/男性)
はじめまして。
HPを拝見しました。
数年前にも同じような質問をさせていただきましたが、改めて質問させていただきます。
17歳の高校生(3年生、9月で18歳)の息子がおります。
昔から目が悪く、片目で0.01以下との検査結果が出ています。
現在は眼鏡とコンタクトを併用しています。
息子は、将来的にレーシックを希望しておりますが、息子に言わせれば、これ以上更に視力が悪くなってからレーシックを受けてもある程度にしか良くならないから(意味がないとして)、目が成長段階にあるとしても、現段階でレーシックを受けたいと言っています。
私としましても、目が不自由な息子をみていると、何とかしてあげたい気持ちもあります。
そこで、以下の質問をさせていただきますのでお忙しいところ大変恐縮ですがご回答のほどよろしくお願いいたします。
1.17歳(もうすぐ18歳)でもレーシックを受けられますか?
2.現在と未来の視力において(未来的に現在よりも視力が落ちるという想定)、レーシックを受けることの意味。
例えば、現在0.01、数年後0.005としてその時点でレーシックをそれぞれ受けた場合の視力回復度など。
3.レーシックは一人1回しか受けられないという話ですが事実でしょうか?
4.人によっては、事前検査によってレーシックを受けられないらしいですが、そのような検査は現時点で受けられますか?
1)レーシック手術では近視乱視を矯正することは可能ですが、近視の進行の予防にはならないため、成長期の途中にある方が手術をお受け頂いた場合、一旦視力を回復しても、その後近視の進行によって視力が低下してしまう恐れがあります。
そのため、当院では、ある程度成長に伴う近視の進行の可能性が低くなってくる18歳以上の方を対象に手術を行っておりますので、手術をご希望の場合には18歳以降に再度当院までご相談頂ければと思います。
2)生活環境などにより、どの程度の視力が要求されるか等が異なってくる為、手術をお受け頂くのに最適な年齢というものをはっきりと申し上げることは難しいのですが、眼の成長期がほぼ終わり、眼の度数が安定していれば、若いほど手術後に視力を回復した後、より長く快適な視生活をお送り頂くことが出来るかと思います。
3)手術回数についてですが、ほとんどの方は一度の手術で矯正されております。
ほとんどの方は手術後は良好な視力を維持されておりますが、近視の進行は遺伝や環境など様々な要因に関係しており、レーシック手術そのものは現時点での近視・乱視を治療することは可能ですが、その後の近視を予防することは、残念ながら出来ません。
そのため、レーシック手術後に良好な視力に回復された場合でも、術後少し戻る可能性もございます。
このような場合には、眼鏡やコンタクトレンズの装用も可能であり、角膜の厚さなど眼の状態に問題がなければ、追加矯正手術により更に視力を向上することは可能です。
当院には、万一視力が再び低下した場合において保障期間内の追加矯正を1回無料で行う保障制度がございます。
4)レーシック手術では角膜を削ることで近視乱視を矯正するのですが、生まれつき角膜が薄い方や手術後に効果が出にくい角膜の形をしている方には手術をお勧めしない場合があります。
尚、当院で手術不適応となった方の割合は、全体の約11.5%となっております。
検査のご予約も18歳に達せられましたら、お取り頂きますよう、お願い申し上げます。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。