Q&A
2012年07月16日 (34歳/女性)
人間ドックで眼圧が高いので、眼科で検査を受けたところ、眼圧は正常値でしたが視神経がやや薄いと言われました。
また、元々、飛蚊症があります。
手術を受けても大丈夫でしょうか?
当院で行っているレーシック手術では近視・乱視を矯正することは可能ですが、視神経等の障害により、近視乱視以外が原因で視力が低下している場合には、残念ながらレーシック手術をお受け頂いた場合でも、視力の回復は困難です。
飛蚊症の原因の多くは眼球内の硝子体という部分の混濁によるものです。レーシック手術では角膜の治療は行いますが、硝子体には影響を及ぼしませんから、残念ながら飛蚊症は改善しません。
但し、飛蚊症がある場合でも、眼の状態に問題がなければ(飛蚊症が眼の病気によるものでなければ)、レーシック手術には支障ありませんので、手術はお受け頂けます。
しかし、手術後の飛蚊症に関しましては、既に飛蚊症がある方は、視力が回復してよく見えるようになるため、手術前に比べ飛蚊症をやや濃く感じるようになることがございますので、その点をご理解頂いた上で手術をご検討頂けたらと思います。
尚、ほとんどの場合はご心配はございませんが、飛蚊症が急激に増加したり、いつもと違う見え方をするなどの症状が出た場合には、網膜剥離等の眼の病気の初期段階である場合もまれにあるため、もし見え方で急激な変化が起きるようでしたら、お近くの眼科を受診して頂くことをお勧め致します。
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