Q&A
2012年07月26日 (38歳/女性)
1.適応検査の際、合併症の検査のみ有料と伺いました。
でも手術をすれば無料になるとのことでしたが、適応検査の結果、もし合併症にかかっていた場合は施術できないと思うのですが、その場合には検査代はどうなるのでしょうか。
2.角膜が薄いなど自分が望んでいるレーシック手術を受けられないとの診断がおりて、他の手術を勧められた、でもそれは受けたくない、、、といった場合には、合併症検査の代金は返金されるのでしょうか。
3.適応検査の日に一万円を支払う必要があるとは検査予約の電話で言われなかったのですが、合併症検査の代金支払いは発生するのでしょうか。
4.すこし飛蚊症があるのですが手術に影響ありますか。
5.ドライアイなので市販の目薬を毎日さしています。
もちろんコンタクトは今はずしている状態ですが、検査や手術に目薬の影響はありますか?
検査当日、直前まで目薬をさしていても大丈夫でしょうか。
当院の適応検査は無料でお受け頂けます。
また、手術不適応となった場合や手術をキャンセルされた場合でも、検査料カウンセリング料をはじめ、キャンセル料は頂いておりませんので、検査結果を踏まえ、手術を実際に受けられるかどうかは、ごゆっくりご検討下さい。
尚、当院では【適応検査にて手術が適応となった患者様】を対象に、『アベリーノ DNA検査』を開始致しました。
アベリーノ DNA検査についてですが、角膜は本来透明な組織ですが約 0.1%程度の確率で遺伝的に混濁をきたすことがございます。
その代表的な疾患にアベリーノ角膜ジストロフィー(顆粒状角膜ジストロフィー)があります。
角膜の混濁は通常20歳以降に出現し、年齢と共に徐々に増加しますが、発症年齢や頻度には個人差があり、遺伝子の異常によって生じることが最近になって判明しました。
また、最近、海外で屈折矯正手術後にアベリーノ角膜ジストロフィーが発見されたとの報告がなされたため、当院では、屈折矯正手術の安全性を一層高める目的で、適応検査の一環としてアベリーノ DNA検査を導入いたしました。
飛蚊症の原因の多くは眼球内の硝子体という部分の混濁によるものです。レーシック手術では角膜の治療は行いますが、硝子体には影響を及ぼしませんから、残念ながら飛蚊症は改善しません。
但し、飛蚊症がある場合でも、眼の状態に問題がなければ(飛蚊症が眼の病気によるものでなければ)、レーシック手術には支障ありませんので、手術はお受け頂けます。
しかし、手術後の飛蚊症に関しましては、既に飛蚊症がある方は、手術前に比べ飛蚊症をやや濃く感じるようになる傾向にございますので、その点をご理解頂いた上で手術をご検討頂けたらと思います。
術前の点眼薬や洗眼薬に関しましては、特に制限はございませんので、ご使用頂けます。
但し、眼を洗う洗眼薬は、使用し過ぎるとかえって眼が荒れてしまうこともありますので、使い過ぎにはお気をつけ下さい。
尚、ドライアイがある場合には、レーシック手術に支障がない場合と、先に一般的な眼科でドライアイの治療を行ってからレーシック手術を行った方が良い場合とがあります。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。