Q&A
2013年02月16日 (?歳/男性)
近視及び遠視です。近視の視力は多分0.05位と思います。
手術を検討していますが、レーシックカムラか遠近両用レーシックのどちらが良いのでしょうか?
また、近視が強くても手術は可能でしょうか?
当院では老眼治療『プレスビーマックス(遠近両用レーシック)』と『レーシックカムラ』を行っております。
『レーシックカムラ』は、角膜内に《カムラインレー》を設置することで、カムラインレーのピンホール効果により老眼を回復させる(近くの物が見えるようになる)ことが可能な治療です。
また、この『レーシックカムラ』は、近視・遠視・乱視をお持ちの方は《レーシック》を同時にお受け頂くことで、老眼と近視・遠視・乱視を同時に回復することが可能です。
『レーシックカムラ』は治療をお受け頂くことによって、手元の近い距離が見えやすくはなるのですが、遠くの見え方が少し下がってしまうこともございますので、カムラインレーは片眼のみに挿入します。
カムラインレーを挿入するのは片眼のみですので、カムラインレーを挿入していない眼は老眼によって近方が見えづらいままとなります。
『レーシックカムラ』は、カムラインレーを挿入した眼とカムラインレーを挿入していない眼の両方を使って両眼視します。
近方〜中間距離はカムラインレーを挿入した眼で、遠方は主にカムラインレーを挿入していない眼で見るように、役割分担をしています。そのため、術後は老眼の症状は減少します。
プレスビーマックス(遠近両用レーシック)』はエキシマレーザーを照射し、角膜を遠近両用コンタクトレンズのような形状に変化させ、近くも遠くも見えるようにする老眼治療です。
老眼と近視・遠視・乱視を同時に回復することが可能です。
『プレスビーマックス』は中距離も改善する事が可能ですので、遠近しか対応していなかった今までの老眼治療より、自然な見え方が可能となります。
術後、カムラインレーは取り出すことが可能です。
ただし、『プレスビーマックス』は角膜を遠近両用コンタクトレンズのような形状に削る手術のため、角膜を手術前の状態に戻すことはできません。
将来的に白内障や緑内障などの眼の病気になった場合でも、病気の治療手術は可能です。また、『レーシックカムラ』や『プレスビーマックス』により、白内障等のリスクが大きくなるということはございませんので、ご安心下さい。
白内障の手術治療では、眼球内の濁った水晶体を人工の水晶体に入れ替えることによって治療を行いますが、その際には挿入する人工のレンズの度数を変えることによって、手術後の眼の度数を調整することが可能です。
ただし、現在のところ、プレスビーマックスをお受け頂いた方が白内障手術も行い、人工水晶体(度数が入っています)を挿入された場合、屈折の度数が若干ズレやすいことが知られております。
※Q&Aの内容は相談当時のものをそのまま掲載しておりますのでサービスや内容が現在のものと変わっている事もあります。詳しくは品川近視クリニックまでお問合せ下さい。