視力回復 レーシック 治療Q&A - 品川近視クリニック

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相談日：2011年11月16日

[ 適応性への不安 ]
2010年にレーシック手術を受け、視力は回復しましたが、老眼で不便を感じております。カムラインレーの手術は可能ですか？
（ ？歳 ／ 男性 ）

2010年に札幌市の眼科でレーシック（近眼）手術をしました。
1年経過して、視力は0.6〜0.7に回復しましたが、老眼で不便を感じております。
１）カムラインレーの手術可能ですか？
２）札幌でこの手術ができますか？

１）当院では、レーシック手術を既に行っている方でも受けられる老眼治療として『レーシック後カムラ』を開始致しました。
レーシック後カムラは、レーシックの手術に使用されるフェムトセカンドレーザーを照射して角膜にポケットを作り、ポケットの中にカムラインレーを設置することで、カムラインレーのピンホール効果により、老眼を回復させる（近くの物が見えるようになる）治療法です。
カムラインレーは、真ん中に小さな口径の穴が開いており、コンタクトレンズよりも小さい、直径 3.8ミリ厚さ 5ミクロンの黒いリングのような形をしています。

レーシック後カムラは老眼の症状がある40〜65歳の方で、白内障や緑内障などの眼疾患や重度の全身疾患がない方が対象となります。
（重度の全身疾患がある方には、お勧めすることはできません。何卒ご了承下さい）
レーシック手術後にレーシック後カムラを受けられる場合には、レーシック手術後３ヶ月以上経ってからお受け頂いております。

２）レーシック後カムラは、現在のところ当院（品川近視クリニック東京）のみで行っております。
提携クリニックの医療法人社団翔友会品川近視クリニック（札幌院・梅田院・名古屋院・福岡院）では行っておりません。
また、現時点では、医療法人社団翔友会品川近視クリニック（札幌院・梅田院・名古屋院・福岡院）でレーシック後カムラを開始する予定は未定です。

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レーシック治療ミニ知識

老眼治療で使用するカメラインレー（KAMURA Inray）は、角膜内に挿入する黒いリングで、コンタクトレンズよりも小さい直径3.8ミリ・厚さ5ミクロンと小さなものです。
リング真ん中には1.6ミリの小さな穴が開いており、ピンホール効果で近くの物が見えるようになります。
リングの表面には高精度レーザーで8400個の穴が開けてありますので、角膜の健康が保たれるように作られています。
素材は白内障手術に使用されている素材でできていますので、角膜内に挿入しても問題ありません。
見た目には違和感もなく自然に仕上がります。また、術後に取り出すことも可能です。
（KAMRAは米国アキュフォーカス社の登録商標です）